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最強の麻婆豆腐の元「陳麻婆豆腐」
はい、Daveでございます。
時々、無性に辛いものが食べたくなることってありませんか? そんなに辛い物好きではない私も、時々ガツンと辛いものが食べたくなります。
そんな時、自宅で10分くらいで手軽に食べられるのが、主に中国からの輸入食材を扱う総合職員卸問屋のヤマムロが出している麻婆豆腐の素「陳麻婆豆腐」です。
近所のスーパーで1箱540円くらいで販売されていました。ちょっと高いと感じるかもしれませんが、実は1箱で4食分入っていますので、1食あたり約137円です。他の中華の素とくらべても安いと思います。そして、辛いものがある程度大丈夫な方だったら、ガツンとした四川の辛さ(これは本当に辛いです)の中から出てくる旨味・コクに大満足だと思います。
陳麻婆豆腐とは
名前の由来は、実際のお店の名前「陳麻婆豆腐」そのものなんだそうです。19世紀中頃の清朝時代、四川省の成都で陳劉さんという料理人の方が開いた豆腐料理のお店が成都の名物料理として知られるまで評判になったのだそうです。
全然知らなかったのですが、日本にも系列店3店を含めて9店舗も展開しているそうです。今度、本物の陳麻婆豆腐も食べに行ってみよう。
そもそもなぜ「麻婆しらたき」なの?
私割りと長年ダイエットをしており、日頃から炭水化物の摂取を抑えめにしています。だから、愛してやまないお米やそば、うどん、パンなどの主食系もできるだけ控えめにしなければならないのですが、特に麺類が自由に食べられないのはきついです。
最近は、紀文の糖質0麺のようなありがたい商品も出ています。味もお豆腐を感じさせないような工夫もされているのですが、柔らかめの麺なので、そうめん的な食べ方だと良いのですが、がしがしと麺を食べている感じではありません。
そこで、しらたきの登場です! しらたきの95%以上は水分でできており、残りの5%はこんにゃく芋に多く含まれるグルコマンナンと呼ばれる体内で吸収されない食物繊維のためカロリーはよく売られている200gのもので12kCalと非常に低いですし、炭水化物も6gしかありません。そば・うどんと比較すると、
- そば200g カロリー 228kcal / 炭水化物 114g
- うどん200g カロリー 110kcal / 炭水化物 54g
- しらたき20g カロリー 12kcal / 炭水化物 12g
と圧倒的にしらたきが優秀です! 炭水化物を抑えていると不足しがちな食物繊維も取れ、麺に求める歯ごたえもばっちり、いいことずくめのしらたきですが、ちょっと難点あります。
それはそう…麺に味がなく、そのままでは美味しくないんですよね。。
そこで、麻婆しらたきです!しっかり辛味のきいた麻婆の調味料なら、しらたきの弱点をカバーし、強みをさらに伸ばしてくれます!書いていて食べたくなったので、早速作ってきましょう!と、その前に。
陳麻婆豆腐 使用上のご注意
なんの誇張も装飾もなく、しっかり辛いので「本当に辛いものがだめな人」にはオススメできません。
逆に麻婆豆腐好きだったり、辛いものが好きな人は、一度陳麻婆豆腐を体験してしまうと、確実に他の麻婆豆腐の素が物足りなくなってしまうと思います。
辛いもの好きな方は、さらに花椒粉や粉唐辛子(一味など日本のものではなく中国産のもの)を追加してパワーアップさせるみたいです。すごいなぁ。
10分で簡単!麻婆しらたきの作り方
今回私が用意した材料は次のとおりです。直径25cmでちょっと深めのフライパン1つで作っていきます。
- 陳麻婆豆腐1セット(陳麻婆豆腐と別添の花椒粉)
- しらたき1パック
- 豚ひきにく130gくらい
- 長ネギ1本(半分みじん切り・半分小口切り)
- ちくわ1本
- しめじ1パック
- 食用油 大さじ1杯
- 水 50cc
- 水溶き片栗粉(片栗粉大さじ1杯+水大さじ1杯)
①食材の下準備~しらたきアク抜き、食材カット
しらたきは、そのままだとかなり長いので、ざっくり3当分ぐらいに切り分けておきます。
また、最近「アクぬき不要」として水を切っただけで使用できるものが売っていますが、それでも独特のニオイが気になるので、まずフライパンにお湯を沸騰させ、しらたきを投入します。
いったんしらたきの冷たさで沸騰が収まると思うので、再沸騰したら水切りかごにあけ、横においておきます。
また、他の食材をそれぞれ刻みます。ネギをみじん切りと小口切りにしたのは完全に好みです。
②食材を炒め、陳麻婆豆腐を投入
フライパンを強火で熱したら、食用油とひき肉を投入し、色がかわるまで炒めます。
次に、ネギを加えてさらに炒めます
ネギがしんなりしたらちくわとしめじも投入します
全体に炒められたら、しらたきと、陳麻婆豆腐の素を投入します。この時、水50cccも加えるのですが、陳麻婆豆腐の素に水を入れて中に残った素と混ぜるようにして入れてります。ここで、中火におとして5分くらい煮込みます。
5分たったら、火を止め、水溶き片栗粉を投入してかき混ぜます。水の量は、フライパンの水分の残り具合で多少増やしても良いかもしれません。あまり固めに作ると、麺というより塊っぽくなってしまうので。
③完成です!
ちょっと見た目はアレですが完成しました!
早速食べてみた
だいたい、写真のサイズで4杯分くらいできます。
よく、グルメ番組のレポートなどで、初めはそんなに辛くないという顔をして、時間差で「カラーい!」と大騒ぎするシーンがありますが、この陳麻婆豆腐はそんな甘っちょろいものではありません。一口目からしっかり辛いです!
舌で感じるというより、口内や食道、胃にかけて辛さを実感しながら食べ進めると、旨味も感じられ、箸をおくのが難しくなってきます。しらたきのぷりぷりした歯ごたえ、ちくわを噛んだときのほのかな風味としめじのつるっとした食感を楽しみながら、あっという間に完食してしまいました! あぁ、シアワセ…
ありがとう、陳麻婆豆腐
お家で作る麻婆豆腐のクオリティを一気に高めてくれたのは間違いありません。フライパン1つで簡単にでき、約束された美味しさが楽しめます。もし、ご近所のスーパーで見かけたら、ぜひ一度体験してみてはいかがでしょうか!
では、また!