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明石 ガクト著「動画 2.0」読んで良かった!

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明石 ガクト著「動画2.0」

ども、Daveでございます。最近読んでとてもおもしろかった、というか、以前からもやもやしていた悩みにズバッと突き刺さった、動画に関する書籍をご紹介したいと思います。

明石 ガクトさん著の「動画2.0」という本です。11月5日発売でした。興味をもったきっかけは、ジェットダイスケさんのこのTwitterの書き込みでした。


私も、仕事内容の1つとして動画を制作していますし、なんかこんなふうに書かれたら興味出ちゃうじゃないですか!ということで早速購入してみました。私は書籍で購入してます。

エンゲージメントに携わる人への指南書

明石ガクトさんは、動画制作会社「ONE MEDIA」の代表取締役社長でありクリエイターです。この本は、動画に訪れている大きな変化の波(プラットフォーム、視聴スタイル、4K8K放送本格化、5Gなどのネットワーク環境の変化)の本質と、その大波を乗り越えてクリエイターがどうやって世界を変えるような作品を生み出せば良いのか、という大きなチャレンジについて、かなりエモーショナルな表現も交えて、かつ惜しみなく書かれた書籍でした。

クリエイターと強調したのは、この本がターゲットにするクリエイターとはいわゆるプロの動画制作者だけを指しているのではなく、「誰かに何かを伝えること(エンゲージメント)に携わるすべての人」に向けたヒントであり、心構えみたいなものになっているからです。

195pから211pまでの17pに渡って掲載されている「ONE MEDIA Complete VIdeo Marketing Manual」は、そのためのエッセンスをこれでもかとわかりやすい図で解説してくれています。1つ目はONE MEDIAのサイトトップにも登場しているのでそのまま紹介したいと思います。「4つのE」です。

  • Empowering:あなたを心から励ます、味方になるストーリーを選ぶこと
  • Entertaining:あなたの一日が、幸せになるような動画を届けること
  • Enlightening:あなたの知りたい情報を正しく、適切に選んで伝えること
  • Emotional:あなたの心が揺さぶられる、感動が止まらないヴィジュアルを作ること

どうですか?これって動画だけじゃなく、例えば私の本業のマーケティングオートメーションにおける「ソリューションコンテンツ」と呼ばれる、顧客の課題・困りごとから始まるコンテンツのフレームワークにも活用できます。

プレゼンテーションもそうです。ただ勉強になった、だけではなく、実際になにかのアクションを引き起こす=エンゲージメントするためには重要な視点です。

4つのEで作られた動画? こんなヤツです!

書籍の中で紹介されているのは、2016年のリオ5輪パラリンピック大会に向けてイギリスのチャンネル4が作成した「We’re The Superhumans」です。

どうです? 心を揺さぶられますよね。「テーマが…」「テキストなら…」云々と頭を回転させるよりも前に、強烈なメッセージが伝わっているはずです。

また、書籍中で明石 ガクトさんは「僕のヒーロー」としてYouTuberのCasey Neistat(ケーシー・ネイスタット)のこの動画を紹介しています。ケーシーは、どん底にあっても動画制作者になる夢を諦めず、2018年11月07日時点でチャンネル登録者数1,055万人超えのTop of Top YouTuberになりました。世界各国のクリエイターに影響力があり、私が大ファンの米サンフランシスコ在住のYouTuber、drikinさんもCaseyを「心の師匠」と言ってますね。

ちなみに、この動画のタイトルにもなっている「FILMMAKING IS A SPORT」がこの書籍の帯に掲載されてます。

同テーマで私がおすすめのビデオ

同じテーマで私がブログの作成に疲れたり、内容に迷ったりするときに時々再生するのが、Caseyの友人でもあるPeter MacKinnonの動画です。今年2018年2月20日にYouTubeが行った収益化条件の変更

  • 過去12ヶ月間の総再生時間が4,000時間以上
  • チャンネル登録者数が1,000人以上

ついて、それまで収益化できていたYouTuberの中にも広告が出稿されなくなるなどの不満・不安が巻き起こり、かなり話題になっていました。そんな時、Peterがコミュニティに向けて作った動画を紹介したいと思います。

このビデオの8分38秒から、PeterがYouTubeで成功を収めるために必要だと思う材料(友人のシェフの話が前半にあったので材料(Ingredient)と表現している)を熱く語ります。Peterは

  • Authenticity:信頼できること
  • Generosity:寛容であること
  • Creastivity:創造的であること
  • Community:コミュニティを大事にすること

この4つを揚げていました。非常に感動的なシーンなので、毎回ちょっとうるっときてしまうのが恥ずかしいです。でも、このメッセージは明石 ガクトさんと共通する動画の本質を別の表現で伝えているものであり、同時に心に残るメッセージになっています。まさに4E動画ですね。

クリエイターの端っことして

「誰かの役に立てたら」「誰かの背中をぽんっと押せたら」と思ってこのブログを書いています。仕事をしながらだと、ブログを1日に何本も書いたり、並行して動画を作成したりすることはなかなか難しいです。昨年末ちょっと無理して体調を崩したので、わかりました。

そんな中でも、この大きな変化の中で、しっかり爪痕を残せるよう、自分なりのやり方を探し続けて磨き続けなきゃいけないなと思いました。だってなんか明石さんの声が聞こえるんですよね。「俺はここまで教えた。君はどうする?」っていう声が。それでは、また!

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