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日産「e-シェアモビ」の体験記を前後編2回でお送りします
ども、Daveでございます。今日は、この3連休の初日に体験してきた、日産の「e-シェアモビ」というカーシェアリングサービスについてご紹介したいと思います。
- なぜこのサービスを体験することになったかの理由についてや「e-シェアモビ」説明会から、同サービス入会と予約、当日朝ステーションに到着するまでの流れをご紹介する、この「準備編」
- 当日の出発からサービスエリアでの2回の充電、そして返却までをレポートした「実践編」
の2回にわけてお届けしますので、もし予約とか細かいことはいらないから、実際日産LEAFの乗り心地とか、充電器ってどうなのよ?みたいな話をすぐにチェックしたい場合は「実践編」から読んでいただければ幸いです!
そもそもe-シェアモビとの出会い
そもそもなんでe-シェアモビというサービスを体験することになったのか。それは、まず今年の7月末にあった、このイベントに参加させていただいたからでした。
e-シェアモビって結局どんなサービスなの?
なにそれ?って疑問に思う方のために、説明会の際にお聞きできた非常に興味深いポイントを簡単にまとめておきたいと思います。
- e-シェアモビは日産自動車株式会社と株式会社日産カーレンタルソリューションとの共同で運営されるカーシェアサービスである
- カーシェアとは、自動車を会員同士で共有し、好きな時に借りられるサービスである
- レンタルとの違い:カーシェアは会員間で車や駐車スペースの利用サービスを共有しているので、あくまで利用の都合は会員間どうしての調整。レンタルはレンタル会社から車を一定時間借りるので、店舗で有人で借り出し、返却も有人
もうちょっと細かく見ていくと、カーシェアならではのメリット・デメリットがはっきりしてきます。
カーシェアのメリット
- 利用料金が安い:例えば、日産レンタカーで今回のe-シェアモビの対象車、日産LEAFを24時間借り出したとすると、会員価格で約1.2万円でした。
- 一方で、e-シェアモビだと、月額基本料金は1,000円かかりますが、24時間パックを利用すると6,500円、合計7,500円で借りられます。
- 利用時間がフレキシブル:上記料金表にもあるとおり、15分単位で借りることができます。「必要な時に必要なだけ」借りられます
- 借り出し・返却が無人:サービス登録済みでネット上で予約が確定していれば、借りたステーションに出向いて免許証でロックを解除するだけです
- 充電・給油の料金を支払わなくて良い:車の共有というコンセプトに、それを動かすための燃料や充電代金が含まれているので、充電や給油の際にかかかる料金は支払い不要です(付属の給油・充電カードで行う)
カーシェアのデメリット
- 有人ならではのサービスが無い:例えば出発前の車の点検・清掃など、人が介在するサービスは受けられません。基本的に会員間が自主的に行う必要があります。
- 借りたいときに借りられないことも:今回、6日前に予定を決めて、すぐ自宅の近くにあるステーションの状況を確認したのですが、すでに予約済みでした。その他も色々探したんですが、唯一自宅から3駅離れた溝の口にあるステーションで1台確保できました。レンタルだったら、車種を変更するとか、店舗間で調整してくれる場合もありますが、カーシェアではこれはできませんね
こうしてメリット・デメリットを整理してみると、自分に向いているかどうかがよくわかります。
私の今は車を所有していますが、平均すると月に2回~3回しか使っていません。また、行き先も最寄りのコストコやイケア、神奈川県道志村のキャンプ場、あるいは今回行った御殿場や木更津のアウトレットなど、比較的整備された場所に限られています。これなら、十分カーシェアでいいのでは無いか、と思いました。
e-シェアモビならではの特徴と魅力
そこに、さらに日産のe-シェアモビならではの特徴が加わります。このサービス、日産は面白い試みをしていて、日産車の中でも、完全EV車の日産LEAFか、日産NOTE e-Powerのみを対象とした、電気自動車特化型のサービスになっています。
特にLEAFの方は、下記に代表される、最新技術の結晶です。
プロパイロット(高速道路 同一車線自動運転技術)
プロパイロットパーキング
これ、レンタルやカーシェアリングといった「いつもは乗らないけどたまに乗る車」「自家用車じゃないので運転感覚や、車幅感覚があまりない車」に乗るときはすごく役に立つ機能だとおもいませんか?
私は説明会でこのカーシェアと日産のEV車の組み合わせによるメリットを理解した時、初めて「なんで日産がe-シェアモビ」のようなサービスを提供するのか、理解できました。
説明会の中で、非公開というお約束で現在e-シェアモビを活用している方のプロフィール分析をお聞きして驚きました。結構な割合の方が、自家用車が利用できる環境にあるにもかかわらず、e-シェアモビを利用しているそうです。これは、やはりインテリジェント・モビリティの効果や先進性・安全性などに興味があるためと思われます。みんなちゃんとチェックしてるんですねぇ。
入会、まずはアレが必要です
レンタカーとの違いでもご説明しましたが、カーシェアの場合は事前の入会が必要です。そして、それにはクレジットカードと運転免許証が必要です。
入会手続きについては、e-シェアモビの「入会方法詳細」サイトが詳しいので、詳細は省略します。しかし、下記のポイントは押さえておいていたほうが良いと思います。
入会のポイント1:手続完了までに24時間~48時間かかるので早めの入会を
私の場合は「申込 9月26日(水) 17:30」→「完了 9月27日(木) 15:53」と、約22時間でした。混雑状況や内容によってはより時間がかかる場合もありますので、利用する可能性があったらすぐ手続きしたほうがいいです。今なら、キャンペーンで11月末までの月額基本料金が無料、ですしね!
入会のポイント2:事前に免許証の裏・表の写真を用意しておくこと
入会手続きの8ステップ目で、運転免許証の表・裏の画像をアップロード必要があります。スマホの写真でOKなので用意しておきましょう。
ちょっと実践編の内容にかぶりますが、ここで感心したポイントがあります。
車を借り出す時に一番最初に行うのが、車のリアウィンドウのタッチパネルに免許証をタッチすることです。これで、まず車本体のキーを入手したり、接続されている充電ケーブルのロックが解除されます。
つまり、運転免許証がタッチできない=例えば家に忘れてきた場合は絶対運転できないようになっています。これは、無免許運転をさせない、うまい仕組みだなぁと思いました。
入会できたら、さぁ予約!ちょっとしたテクニックをご紹介
予約もe-シェアモビの「予約方法詳細」サイトに詳しいです。
で、ちょっとしたコツを1つ。ただ「借りたい時間がガッチリ決まっている場合」には使えまさんのであしからず。
コツというのは、予定を多少前後できる場合は72時間マックスで検索する、ということです。例えば、神奈川県溝の口のステーションを13日(土)の午前9時~午後7時まで借りたい場合、検索ではこうすると思います。
その場合の検索結果はこうなります。前後の日程は確認できません。
これをわざと前1日、後1日を加えた72時間で検索すると、横スクロールで空き時間を探すことができます。今回の場合、12日(金)の午後10時15分~13日の午前7時30分なら借りられることがわかりました…この時間帯だと使えないと思いますが、まずはこんな方法があるということで。
希望の時間が予約できない場合は、別のステーションで予約をかけて、と何回も検索する必要があります。
この現在の仕様は本当に不便でストレスフルなので、e-シェアモビのご担当の方にリクエストとして
- 借りたい時間を入力すると空いている最寄りのステーションを表示する
- 最寄りのステーションの予約状況を一覧表示する機能を付ける
などの機能追加をお願いしておきました。
私の場合は、上記のようになんとか予約できました。予約時点では、夜どこかに宿泊して、のんびり帰ってこようかなと思っていたのですが、結果的には当日の夜に返却することになりました。
ステーションまでの道のりは遠かった(自分のミスで)
準備編のラストは、予約を行った「溝の口駅前店 第2ステーション」にたどり着くところまでとなります。
e-シェアモビのサイトはステーション関連の情報がきちんと整備されており、非常に親切です。下記のようにステーションまでのアクセスや、駐車場の入出庫方法についても事前に予習できます。
こんなふうに、詳細順路も詳しく写真付きで紹介されているのですごくわかりやすいです。ちゃんと読む人にとっては…
溝の口の「NOCTY(ノクティ)」には行ったことがあるので、あんまり真剣にチェックせず、まぁ当日駐車場エレベーターを探せば良いんだよねくらいで現場に向かったんですが、朝8時にはまだノクティ空いてません! で、ノクティの周囲を歩いて駐車場を探していたら、なぜか車の方の駐車場入口に…
人は出入りできないスロープなので、慌ててノクティの正面に戻りました。途中でノクティの作業車を誘導している係の方に、駐車場への連絡階段を教えていただいて、無事入り口を見つけることができました。
ここから左にある階段で3Fまで上がります。
ここから入ると…
ありました!ナンバープレートで本日借りる車であることを確認しました。で、後日よくよく「ステーション詳細順路」を確認すると最後のページに特記事項として、ノクティ営業時間外の場合のアクセス方法の記載がちゃんとありました…
いやぁアホでした。ちゃんとチェックしておかないとダメですね。せっかく詳しく書いてくれてるんですものね。
後編への予告:日産LEAF乗り心地と初めての充電!
ついに、e-シェアモビを体験することになります。今回は、東名高速道路で「御殿場プレミアム・アウトレット」と、「時之栖 茶目湯殿」という日帰り温泉施設に行きました。行きは「足柄サービスエリア・下り」で、帰りは「海老名サービスエリア・上り」に立ち寄って、合計2回急速充電しています。
日産LEAFの乗りごごちや、はじめての充電体験について詳しくレポートするつもりですので、後編の「実践編」もお楽しみに!
さて、本日の内容はいかがだったでしょうか。今日もここまで読んでいただき、ありがとうございました。よろしかったら、こちらから読者登録していただけると嬉しいです。それでは、また!