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ども、デイブでございます。Amazonサイバーマンデーが盛り上がっているさなか、エンガジェットさん主催のユーザー向けイベントに参加してきました。
イベントに参加するまで、SのGFと比較してなんかアレとか言ってなかった?
ああっ、ホントの事いっちゃダメ!
でもさ、タッチ&トライ後の印象がここまで良くなったスマホってないんだよね。これは絶対どこかで触ってみるべきスマホだね
【矢崎飛鳥さん @ACCN の味のある商品紹介や、 山根博士 @hkyamane のディープなLGスマホの歴史を聞きながら、イベント中全員1台ずつ貸し出しで触り倒せる】という非常にありがたいイベントでした。気がついたら、山根博士のプレゼンは面白すぎて、気がついたら写真一枚も撮影していないという…ガラケー時代からのLG【変態】スマホの歴史、ほんとに面白かったです。
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LG G8X ThinQの2画面は実装方法が変態(公式コメント)
今回フィーチャーされたのは、LGが発売を開始した【LG G8X ThinQ】です。最大のウリは、ひと目で見てわかる2画面搭載スマホなんです。
ちょっとおもしろいのは、今話題のGalaxy Foldみたいな、大きな液晶を折りたたむような複雑な構造は採用せず、「6.4インチ大画面スマホ+6.4インチの液晶付きケース 」の組み合わせで2画面を実現しているところです。
だからこんな風に、右YouTube、左Webブラウザーを表示してそれぞれ操作するなんてこともできますし、
さらに、いくつかのアプリケーションでは【ワイドモード】を選択できます。これは2つの液晶を大きな1枚の液晶として表示・操作できるモードです。
Webブラウザーだと、この縦位置でのワイドはちょっと真ん中のギャップ(隙間)が大きすぎて使いづらいのですが、
横位置なら、大きな画面でスムーズにWebを閲覧できます。これ、実際スルスルWebを上下スクロールして試してみましたが、本当に使いやすかったです。
これで、なんと価格が5.5万円!スマホ本体だけじゃないです。ちゃんとこの液晶ケースも付いた値段なんです。これすごくないですか? Galaxy Foldは約23万円ですよ!
LG G8X ThinQその他の特徴
こちら会場にあったLG G8X ThinQのスペックシートです。大容量バッテリー4,000mAhや、ワンセグ・フルセグ対応、そしてSoCがオクタコアのSnapdragon855を搭載しているなど、価格に比べるとかなり高性能ですよね。
そして特に注目したいのがカメラです。
アウトカメラ【約1,200万画素+約1,300万画素のデュアル】は、メインのスマホ側の裏にあります。ここ、ケースが大きく開口してるんですよね。180度に開いた状態なら、このアウトカメラを使い、裏側の液晶で撮影状況を確認しながら静止画や動画が撮影できます。
しかし、問題は畳んだ時の撮影方法です。上記の写真がまさにその状況ですが、この時、反対側もケースの裏側なので液晶はありません(液晶はケースの内側に2枚ありますからね)。
なので、液晶を見ながら撮影するにはサバ折りして両液晶を外側にくるようにおらないといけません。そうすると、先程のメインカメラがかくれるので
なんと、インカメをアウトカメラの用に使って撮影できるモードが付いています。なかなかの力技ですが、よく考えられてますね。インカメはなんと【3,200万画素】とアウトカメラよりも高画素を搭載! もちろん自撮りは全然問題ないです。
LG G8X ThinQちょっと残念なポイント
1点ちょっと残念な点があります。ケースを装着したときにめんどくさいという話です。この写真で分かる通り、LG G8X ThinQはUSB Type-Cポートを備えています。
ケースの内側に小さなUSB Type-Cのオスが飛び出ているので、そこに差し込むようにしてケースを装着します。
それが、なぜかケースの外側はUSB Type-Cではなく、特殊なコネクタが必要になる作りになっています。でも、ちゃんとQi規格による無線充電にも対応しているので、有線で充電する必要はないのですが、いざ有線、となったときにその専用コネクタがない!なんて事が内容にしたいですね。
あとは、山根博士もおっしゃっていましたが、ヒンジ部分にラチェット機構があると良いなと思いました。「角度を変えていくとコク、コクと止まるやーつ 」 ですね。LG G8X ThinQのケースのヒンジは重さ(渋さ?)的にしっかりしているので、任意の角度で使っていても問題ないのですが、やはり15度刻みぐらいで止まってくれると更に楽しく使えそうでした。
LG G8X ThinQまとめ
「見た目は変態だけど実は気配りもできる優秀なヤツ」っていうのがタッチアンドトライの印象です。話題の2画面スマホですが、結構大きなセンターのギャップをネットで見て、実際に触るまではちょっと使いづらいのかなぁと思っていました。
しかし、これが実際に触ったらほんとに使いやすかったんですよねー。左右きちんと2画面に分かれていることで、それぞれの画面を目的を持って使えるのが逆にわかりやすかったです。
さらに、この横モード。この感じ、すごく懐かしい感じがしてたんですが、最後にわかりました。これ【液晶画面がすごく大きくなったニンテンドー3DS】 なんですね。そりゃ懐かしい気分になりますよね…
多分購入したらスタンドも持ち歩かなくて良いのでこんな感じに軽く閉じて机の上に置いて使うと思います。LGさんにも、このモードでのスクリーンセーバーや、時計、あるいはAmazon EchoのShowモードみたいな、液晶付きのAlexaやGoogle Homeデバイスみたいな使い方も搭載してほしいと思います。
この、ケースのヒンジの部分の感じもDSっぽくないですか? 手触りまで想像できちゃうと思うんですけど、あなたの想像したソレに、あと150gくらい重さを足して高級感を2段階くらい上げたのがLG G8X ThinQです。
ほんとに価格破壊のものすごいスマホでありながら、ちょっとキワモノみたいな扱いを受けているのはちょっと残念です。操作性も、スピードも触っていてストレスフリーでした。
やっぱり実際に自分で触ってみないと、わからないものですね…今回がっつりタッチ&トライさせていただいて、改めて体験の大切さを実感しました。お世辞&忖度などまったくなく、LG G8X ThinQは良いスマホです!