こんにちは、デイビッドのキャンプでございます。本日はお友達のお家にお呼ばれして「金あじ」尽くしのお料理をいただいてきました。金あじ、初めて知ったのですが、横須賀・走水沖でとれる金色に輝くブランドあじのことなんですね。
まず、手作りのお品書きが配られました。ちょっと期待感がマックスに!
探究心の凄い方で趣味の領域を超えて釣りも料理も極めている方なんですよね。ほんと尊敬します。釣り上げた後、船上で「神経締め」を行い、硬直を遅らせて身の引き締まった状態で保存するんだそうです。神経締めの道具を見せていただきましたが、まさに必殺仕事人でした。
お料理は腹骨のフライでスタートです。シンプルに塩でいただきましたが、いきなりアジってこんなに豊かな風味があったっけ?と驚いてしまいました。
こちらはカマの揚げ物をラー油味で仕上げたものです。これはまた一気にお酒が進んでしまいヤバかったです。
次にアジフライの登場です。1人4枚もいただいてしまいました。火の入れ具合がちょうど良く、衣はさくさく、身はふっくらしていてほろほろ、という…やっぱ研究熱心な方は凄いなぁ。
塩や、定番のソースはもちろん抜群でしたが、各地で購入した珍しいソースもいろいろ出していただき、味の違いを堪能させていただきました。中でも、ハインツのアフリカというソースが、スパイシーで美味しかったです。
そして、アジのお寿司です! 上段真ん中から、棒鮨の昆布締め、同じく酢締め、下段右2貫が握り、そして左2貫が炙りでした。
これがまたすごかった…シャリの硬さも絶妙、締め方もちょうどよく、ネタとシャリのバランスもばっちり、でした。ちょっと今写真を見返しているだけでもよだれが…
最後に、アジのラーメンを振る舞っていただきました。これも破壊力抜群で、ダシの香りのあまりの素晴らしさに、出された瞬間全員が器を顔に近づけて深く深呼吸してしまうという…
お料理をいただいた後は、参加された方がそれぞれ持ち寄ったフルーツやデザートを美味しくいただきました。
今回お呼ばれしたのは、以前の会社で同僚だった方と、そのパートナーの方のお宅です。いつも関心させられて、見習いたいなと思うのが、お二人がとても丁寧に生活されている、という点です。
よそのお宅にお邪魔する機会って時々あるのですが、その中でもこちらのお宅は本当に居心地が良いんですよね(その分毎回存分に長居してしまい申し訳ないのですが)。何が違うのかな、と思ったのですが、テーブルやイス、カーテンやお皿などの家具・小物からにじみ出てくるというか、お部屋自体がゲストを歓迎してくれる雰囲気が伝わってくるところなんじゃないかな、と思いました。
彼が毎回あまりにたくさんお魚を釣ってきてしまうので、せっかくのお魚を無駄にしないために食事会を開くのよ、といつもおっしゃるのですが、おもてなしの心がお二人にちょうどバランスよくなければ成立しないと思います。それがあって初めて、お部屋全体からにじみ出る心地よさが生まれるんだと思いました。参加者の方も素晴らしい方ばかりで、今回も楽しい時間を過ごさせていただき、かなり元気をいただいてしまいました!ありがとうございました!