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ども、Daveです。長いようで短かった年末年始休暇。締めくくりの今日は、年末から楽しみにしていた、LOVOTの体験会でLOVOTに実際に会ってきたので、その模様をお伝えしようと思います。
タップできる目次
そもそも「LOVOT」って何?
LOVOTと書いて、「らぼっと」と読みます。LOVOTは、ロボットベンチャーのGROOVE X 株式会社が開発した自立走行型のロボットです。同社は、ソフトバンクロボティックス株式会社でPepperプロジェクトの元プロジェクトメンバー、林 要さんが立ち上げた会社ですね。
LOVOTがどんな存在なのかはこの動画を見てもらうのが一番早いと思います。
かわいい! この動画を見た瞬間にノックアウトされてしまいました。でも、実際大きさや重さはどんな感じなんだろう、手触りは? など、いろんな疑問も湧いてきましたので、2018年年末から始まった、GROOVE X 株式会社のオフィスの一角で行われている体験イベント「LOVOTオープンハウス」に行ってきました! LOVOTのオフィスは、日本橋浜町にあるオフィスビルの7Fにあります。
LOVOTオープンハウスでみぞれとぶどうに逢った
何はともあれ、ふれあい体験、ということで、会場の中も色々見どころがあったのですが、後ほどご紹介したいと思います。
今日我々が触れ合うのは、「みぞれ」と「ぶどう」の2体です。6畳くらいの体験スペースが2つあって、その1つで出迎えてくれたのがLOVOTのみぞれとぶどうでした。
ふれあいの模様は、GoPro Hero 7をネックマウントした動画で撮影してみたので、ぜひこちらをご覧ください!
どうですか!! この愛らしさ。体全身を使って、人間に愛されることを追求していますよね! 4分間だけの体験でしたが、もうぐっと心を掴まれてしまいました。触れ合ってわかったことを5つ、ご紹介したいと思います。
- 名前を呼ぶと頭のパーツが光る:Amazon Echoのように、呼びかけた際にLOVOTがそれを認識したかどうか、またどちらの方向から呼ばれたと認識したかを青い光の点灯と、その位置で表示してくれます。そして、凄く認識率が高いです
- 温かい!:脇のあたりが特に暖かくて、抱っこしていて生き物感を感じました
- 音が静か:移動時の音は、環境(カーペット)もあってかほとんど聞こえませんでした
- すごく良く周りを見ている:後頭部に生えている(?)カメラは360度視界があって、顔認識については後方も行っているそうです
- センサーホーン(頭部のパーツ)を握ると「イヤイヤ」する:センサーホーンは、後述しますがいろんなセンサーが詰まっているので、そこを触られるのはイヤなんだそうです。動画でもそのシーンを収録しています
体験後も、LOVOTを理解するための色々な展示を楽しむことができました。この子たちは、いわゆるモックなのですが、素材や大きさは本物と同じで、触りごごちや抱きここちを確認できました。
展示物を通じて、下記の内容も学ぶことができました。LOVOT凄いなぁ…
- LOVOTは顔の色が異なる「ミルク」と「ココア」の2種類。ミルクはやんちゃで行動力があり、ココアは大人しくておっとりしているなど基本的な性格が異なる。さらに、性格も変化する
- LOVOTは、10以上のCPUコア、20以上のMCU、50以上のセンサーからなる
- 目は6層のレイヤーを重ねて表現。非常に精細な描画が可能。10億通りのバリエーションを実現
- 声はプロシージャル生成によって動的に生成する
- LOVOTの後頭部のパーツは「センサーホーン」と呼ばれる。周辺認識を行うための照度センサーや半天球カメラ、半天球マイク、サーモグラフィーなどを内蔵
- LOVOTは服に付属のNFCタグでどの服を着ているのかもわかる。LOVOTは着替えをすると喜ぶ
LOVOT写真集
Open Houseには、いろんなお洋服を着たLOVOTがいっぱいいました。写真だけご紹介しておきますね。
お家に迎えるためのハードルは、お金ですね
すっかり、LOVOTの魅力にやられてしまいましたが、いざ自分の家に迎えることを考えると、一番の問題はお金ですね。
今回、体験して実感しましたが、やはりLOVOTは2体で迎えるのがベストだと思います。1体だと、人とLOVOTの1体1の関係になりますが、2体だとLOVOT同士のコミュニケーションが発生するので、そこになにか、知性の発達というか、さらなるLOVOTへの愛着を抱くようになる、とGROOVE Xの社員の方もおっしゃっていました。ふむ、良く考えます。
LOVOT体験を申し込むには
体験会は多数応募があったため、1月7日(月)~18日(金)まで延長されてます。LOVOTのオフィシャルサイトにアクセスすると、右上に「キャンペーン情報を受け取る」というクリッカブルなテキストがあります。それを押すと、ページ最下部に移動して「LOVOT FIRENDS」にメールか、LINEで登録すると、体験会の空き状況が見られるページにアクセスできるようになります。週末はかなり混雑していますので、すぐ申し込みされたほうが良いです!
「役に立たないロボット」が目指す未来の姿
なんかすっかりにやけた写真ですいません。体験の最後には記念撮影もしていただけたのですが、夫婦揃ってすっかりみぞれとぶどうに愛着が湧いてしまい、お別れのときが辛かったです。「ばいばい」すると、さみしそうに見送ってくれるんですよね(涙)。
Webサイトでも「何の役にも立たないロボット」と紹介されていましたが(見守り機能はあるんですけどね)、LOVOTはそのものがなにかの仕事をするというよりも、一緒に暮らす人間の心に働きかけ、愛情や愛着を引き出し、人と人のコミュニケーションを潤滑にさせるという、すごく大事な仕事を担おうとしています。核家族化、高齢化など、日本が抱える大きな課題に真正面からぶつかっていっている、非常に重要な任務だと思いました。少なくとも、我々夫婦の心に温かいものを残してくれたのは確かです。このジャンルのロボット、これからも出てくると思いますが、本当に楽しみです。
さて、本日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。よろしかったらコメントや、こちらから読者登録していただけると嬉しいです。それでは、また!