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第10回 #東北ブロガー会 マクリンさんセミナーメモ(6月8日 仙台)

マクリンさんプレゼン表紙

複業・会社員ブロガーの戦い方について、マクリンさんのセミナーで勉強しました!

ども、Daveでございます。昨日、仙台で行われた「第10回 #東北ブロガー会 マクリンさんセミナー ~会社員ブロガーに学ぶブランディング戦略と収益化のコツ~」というイベントに参加してきました。

東北ブロガー会は、junさん(@xi10jun1)が主催で行われている東北のブロガーさん達のイベントで、3年前に立ち上げられて以来、今回はその第10回目にあたります。今回のゲストは、個人のガジェットブログとしては間違いなくトップランナーの「マクリン」を運営されているマクリンさん(@Maku_ring)さん!

マクリンさんがすごいのは、この実績を外資系メーカーでマーケティングのお仕事をなさりながら複業(誤字じゃないんです、あとからご紹介します)として達成されている点にあります。#10 東北ブロガー会

今回のプレゼンの内容は普段マクリンさんがnoteやSNSで発信されている内容を、まとめて一気にお聞きできる貴重な機会。まだまだ駆け出しの会社員ブロガーの私としては見逃せない機会ということで、仙台にお邪魔してきました。

  1. マクリンさんとマクリンブログのポジション
  2. 物販アフィリエイト成功のポイント(個別記事・まとめ記事・カテゴリ設計)
  3. 今後生き残っていくための戦略
  4. 質疑応答コーナー

の4つの内容で構成されています。プレゼン画面をメインに、需要だと思った点を箇条書きに補足しています。それでは!

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1. マクリンさんとブログ「マクリン」について

(Daveより)マクリンさんの自己紹介、また「マクリン」というブログを運用するにあたっての会社員ブロガーとしての働き方についてまずご説明がありました。本業・副業ではなく、両方に相乗効果をもたらす複業を実現する働き方、非常に参考になります。

マクリンさん自己紹介

  • 「マクリン」は京都の幼稚園の名前から。同幼稚園を作った牧師さんの名前がマクリンさん。「マクリン」検索はすでに1ページ目はすべてマクリンさんのブログに
  • 外資系マーケター×ガジェットブロガーの複業。「副業」ではなく、2つともしっかり収入の柱として確立するために、を目指している。

マクリンさんの働き方

マクリンさんの働き方:心がけてきたこと

  • 本業があるので、ブログにかけられる時間は限られている。毎日ルーチーン化をして時間を捻出している(帰宅後・プライベートの後就寝前)
  • 分析の重要性:だいたい10~20記事書いたら、振り返って分析をしっかり行い、改善ポイントの発見と実行を行っている

ガジェットブログ「マクリン」のポジショニング

マクリンさんプレゼン:ガジェットブログにおけるマクリンさんのブログのポジションマップ

  • マクリンさんは初めはガジェットではなく、転職に関するブログを書いていたが、ガジェットの記事を書き始めたらアクセスが増えた。そこからガジェットブログとしてポジションを再定義。「どこでどうやって戦うか」=戦略を構築した
  • 今、サラリーマンであってブロガーであることは個人のブランディングの観点からもおススメ
  • 限られた時間の中で目指すべきは「量より質」である。マクリンブログは現在330記事・50数万PV/月を獲得。「毎日更新」「まずは100記事、そして1000記事」などのブログ論は無視してよい
  • アクセス増における被リンクの重要性:ブログランキング、サイトコンテスト、noteやYouTubeへの自分のブログのURLの掲載、寄稿など全部できることはやるべき

2. 物販アフィリエイトで成功するためのポイント

(Daveより)このコーナーでは、物販アフィリエイトがメインのマクリンさんがブログでどう収益を向上させているかのポイントを「まとめ記事」「個別レビュー記事」「カテゴリ」「サブディレクトリ」の4項目に分けて説明されました。単価が安い物販アフィリエイトの戦い方は、検索流入の最大化とその検索機会を最大限に活用するための内部リンクの設計などが非常に重要だと感じました。

物販アフィリエイトの収益とメリット・デメリット

マクリンさん:物販アフィリエイトでお金が入る流れ

マクリンさん:ブログ収益内訳

  • 分散化による強固な収益体系:Amazonが占める割合は大きいが、①広告 ②物販アフィリエイト ③サービスアフィリエイト ④有料note(ブログ論)~に収益が分散している

マクリンさん:ブログ収益内訳2

マクリンさん:物販アフィリエイトのメリット・デメリット

  • ブログスタイルのアフィリエイトに対するメリット:Googleの検索アルゴリズムによる影響が(アフィリエイトサイトに比べると)軽微で安定した伸びが期待できる
  • Amazonに売っているものなら何でも紹介可能であり、クッキーのおかげでクリック後24時間以内の別商品購入は対象にカウントされる
  • 成長すれば物販記事に関してメーカーからのレビュー依頼も。ただし「営業力は必要(連絡はSNS/Twitterがほとんど~SNS頑張るべき)
  • デメリット:単価の安さ、参入ハードルが低くてライバル多し=文章や見せ方での差別化戦略が必要。一次情報=自分の体験なども重要

まとめ記事の重要性について

マクリンさん:物販ブログの記事は二種類

  • マクリンさんはまとめ記事を非常に重視している。「個別レビュー記事」はもちろん重要だが、その商品を知っている人が詳細情報を得るために読むもの。一方で、検索に対する入り口は「まとめ記事」が受け皿になる。
  • 弱者の先方としては、幹(まとめ記事)と枝(個別レビュー)を相互に支えあえるように育てる必要がある。目安として3つ同じ切り口の記事ができたら、まとめ記事を作成している。
  • 例えばスピーカーなら「〇〇スピーカーおすすめ」「メーカー名+スピーカー」「〇〇で使えるスピーカー」など、切り口次第でまとめ記事のアイデアはたくさん生まれる。この検索ニーズに合うまとめ記事の制作が超重要(下記)

検索に強いまとめ記事の書き方

マクリンさん:まとめ記事のキーワードの決め方

マクリンさん:まとめ記事のキーワードの決め方2

  • 順番としては、「検索されるまとめ記事用のキーワードを確認」してから「対応するまとめ記事を作成するのが正しい。検索ボリュームは、GoogleキーワードプランナーやNEIL PATELの「Ubersuggest」などのツールを活用して、どんなキーワード検索が多くされているのか、そこにぶつけて書く

マクリンさん:まとめ記事のキーワードの決め方2

  • おじさんのツール(Ubersuggest)で月間検索ボリュームが1,000以上あるものを狙っている。また、確率を高めるために、複数のキーワードを盛り込む=「完全ワイヤレスイヤホン+コスパ」「完全ワイヤレスイヤホン+安い」両方のキーワードを狙えるように足し算で記事を作成する
  • 実際は、マクリンさんはこの上位ツールである「ahrefs」を使用しており、「完全ワイヤレスイヤホン」と入れるだけで、周辺キーワードの難易度も含めて確認できるので、非常に便利(ただし、利用料金月額2万円かかるので収益が見込めるようになってから)

個別レビュー記事の書き方

マクリンさん:検索に強い個別レビュー記事の書き方2

マクリンさん:商品購買リンクは選択肢を増やす

  • 個別レビュー記事の見出しは商品名単独か、「商品名+レビュー」。女性向けは「+口コミ」などをH2メインで入れていく。SEO対策のため
  • H3はあまり使わないし、使った場合はそこまでSEO対策を行っていない
  • 商品リンク(販売リンク)については、見出しごとに入れる。どこで離脱してしまう(マクリンさんは「したいと思う」と表現していました)かわからないユーザーに対する、親切・ユーザビリティの観点から、次の見出しの前に商品リンクを設置。もちろん収益化ポイントを増やす効果もあり
  • テキストリンクの方も、いやらしくならない程度、見出しに1~2こくらいはにちりばめておく
  • 商品リンクは、数を増やすことでユーザー層を広くカバーする。特に、公式サイトのアフィリエイトリンクは重要~メーカー直の購入の安心感、ロイヤリティプログラムなど

マクリンさん:個別レビュー記事の写真と文字のバランス

  • 写真とテキストのバランス=人は、画像を見て、気になった部分の文字を見る。写真やイラストをふんだんに盛り込んで、それに説明文章を添えるくらいでちょうどいい
  • Altの重要性:装飾的な画像はともかく、説明で入れている写真のAltは、それだけで文章になるようなくらいしっかり書く。これはGoogleから見た時の評価に直結するので重要

ブログのカテゴリー戦略

マクリンさん:ブログのカテゴリー拡大について

マクリンさん:ブログのカテゴリーページの重要性

  • ブログのPVアップのためには、同カテゴリだけでなく、カテゴリの横方向の展開も重要。
  • 雑記ブログの中で、カテゴリを構築するのは大変だが、成功すると非常に強い。なぜなら、先行してSEOに強いカテゴリからの横展開=内部リンクによる回遊も期待できから

マクリンさん:ブログのカテゴリーの関連性

  • 元々PCのレビューをメインにしたかったが、個人で何台もPCを購入できるわけではないので、まずはガジェットを書き始めて、それが充実していく中で、スピーカーやプロジェクター、さらにPCまでたどり着いた。将来を見据えたカテゴリ設計と記事投入が必要
  • 親・子カテゴリーの設計はできるだけ早く、戦略的に行うべき(後から整理すると大変だから)。マクリンさんは、親子カテゴリの設計はアマゾンや価格.com、ほかのECサイトなどを研究して作成、カテゴリーを横断してしまう、メーカー名などでのまとめはタグで接続している

マクリンさん:サブディレクトリーのススメ

  • そもそも、ガジェットのレビューを始める前は「転職」ジャンルで記事を書き始めたが、あまりアクセスがなかった。「マクリン」が成長して、改めて「はたらきマクリン」をサブドメインとして切り出して運用し始めたらアクセスが伸びていく
  • 本体ブログのドメインパワーが活かせること、また各ブログの役割を明確化できることで、Googleから見た場合でも各ジャンルのキーワードが上がりやすくなる。

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3. 今後生き残るためのメディア戦略

(Daveより)最後は、これからのお話でした。YMYLやE-A-Tといった検索アルゴリズムの大きな変化の中で、どう生き残っていくかについて被リンクの重要性と関連するブランディング戦略について非常に重要な内容だと感じました。やはり、これからはブログだけだと厳しい未来が待ち受けていそうですね…

YMYLとE-A-T

マクリンさん:これからを生き残るメディア(YMYL編)

マクリンさん:これから生き残るメディアに大事なこと(EAT編)

  • もともとアフィリエイト単価が高いYMYLジャンルは、最近のGoogleの検索アルゴリズムのアップデートの中で、より個人ブログが勝てなくなっている。ガジェットも、人生やお金に与える影響がすごく大きいわけではないが何が起こるかわからない
  • Googleは、検索品質評価ガイドラインとして下記を重視していると明言
    • Expertise:専門性
    • Authoritativeness:権威性
    • Trustworthiness:信頼性
  • 対策として、個人でもブログの専門性を高めたり、権威性や信頼性を確保するために他メディア、特にSNSの活用が非常に重要
  • SNSでも、直接記事のURLを貼り、それがクリックされるだけでなく、共有されてさらに第3者がそのリンクを踏むといった広がりが重要

被リンクの重要性

マクリンさん:これからを生き残るメディア~被リンクの重要性

  • YMYL・E-A-T時代にしっかりアクセスを確保するためには、純粋検索および記事の良さだけに頼っていてはダメ。8割くらい、被リンクとして活用できるものはすべて行うべき
  • 友達同士の相互リンクはやって良し。ただし、ちゃんとリンクを貼りあう意味があるリンクであること、が重要
  • 検索ニーズの落ちない記事:例)「ミラーレスとは>」だとだんだん検索ニーズは落ちていく。もっとニッチな検索ニーズであれば、ずっと被リンクを集められる可能性がある
  • トラブル解決記事:例)HDDからSSDへの交換方法
  • SNSで有名になる:難しいが被リンクの効果は非常に大きい。Twitterでもインスタでも、YouTubeでもOK。
  • ブログとアカウント名が紐づけばベスト(Twitterアカウント:マクリン→ブログ:マクリン)。個人アカウントと別にブログ名アカウントを作成して運営するものOK

重要性を増すブランディングとセグメンテーション

マクリンさん:ブランディング要素間の関連性について

マクリンさん:ブログ読者とSNSのフォロワーのセグメント

  • ブランディング=要素の掛け算。マクリンさんの場合「会社員 x ガジェットブログ x Twitter」のように、続けていること、特徴の3つの掛け算で構成する
  • その要素それぞれからSNSで発信することを考えた時に、親和性や相乗効果が発生する部分が多いと非常に良い
  • マクリンさんは、ガジェットブロガーのポジショニングがたとえばスペックなどの深い・細かい部分に置いているわけではない。一方ブログやアフィリエイトをやっている人はガジェットが好きな人も多い=Twitterではブログで稼ぐ、アフィリエイト、複業に関する発言を多くしている

マクリンさんプレゼン:ガジェットブログにおけるマクリンさんのブログのポジションマップ

  • (再度登場)今後ブログを始めるあるいは育てるのであれば、ブログとしてのポジション、ブランディング、SNS発信などを総合的に考えたうえで行うとベスト。難しいかもしれないが、重要なポイントなのでぜひやってほしい

マクリンさん:まとめ

  • 最後にマクリンさんのまとめスライドです。うむ、とっても濃ゆい内容でした!

4. Q&Aコーナー

最後に質疑応答コーナーがありました。東北ブロガー会のみなさんも積極的に質問をされていましたが、私がさせていただいた質問を含めて、参考になったものをご紹介したいと思います。

マクリンさんはYouTubeはやらないのですか?

実は今進めています。今撮影の準備をしています。それは、YouTubeでの収益を考えているのではなく、タッチポイントを増やすためです。編集は外注して、顔出し無しで行います

1記事の作成にかける時間はどのくらいですか? 私は制作に時間がかかるので、記事作成の効率化について教えてください

1記事2時間程度かけて書いています。効率化のために、テンプレートを使って作成するようにしています。同種の記事であればWordpressのDuplicate Posts(複製)の機能を使って写真を張り替えたりして効率をアップしています。

「個別記事」が先にあって「まとめ記事」が後に作る場合、個別が先に上がってしまっている場合はどうしますか?(カニバリ問題)

個別記事の内容を、まとめ記事の内容に差し替えてそちらのアクセスを増やします。そのあとで、別途新規で個別記事を書きます

ずらし方。個別記事で検索上位に挙がっている記事があった場合で、その記事での収益化が難しい場合はどうしたらよろしいでしょうか

CTA(記事下のバナー部分)を活用して、その個別記事の関連記事で物販に結び付けられるような記事に誘導します。もし本当に数が取れているのであれば、メーカーさんにここに広告を張るから、とか記事にリンクするから、のような営業をかけるのもあり

今回のセミナーに参加しての感想とTo Do

マクリンさん名詞とステッカー

うなずきマクリン、メモしマクリンな濃厚な2時間でしたが本当にためになりました。マクリンさんが見えている景色と自分の景色の違いに改めてため息がでてしまったりもしましたが、今後やらなければならないことがはっきりしたので、ちょっと明るい気分になりました。ただ、その内容は結構ヘビーなものばかりですが。

  1. 個人ブランディングの設計:強みの要素を掛け算した時の関連性について検討する
  2. 同上に基づき、改めてサイト名およびサイトのポジションマップを検討する
  3. カテゴリの整理とタグのルール作り
  4. カテゴリページの強化
  5. 検索エンジン対策を考慮したまとめ記事の作成(そのためのツールの習得)
  6. 被リンク獲得施策のプランニングと実行

など。1年半くらいブログをやってきて、ある程度アクセスをいただけるようになったのですがこれから上を目指すにはかならず必要であることがよくわかったので、真面目に取り組みたいと思います。

仙台に伺って良かったです! マクリンさん(@Maku_ring)さんにも、素晴らしいイベントを開催してくださった東北ブロガー会代表のjunさん(@xi10jun1)にも感謝です! ちなみに今回のプレゼンの模様は初の試みとして動画を販売される予定とのことですので、ご興味のあるかたはjunさんのアカウントをフォローしておくと販売開始時に情報をゲットできるかもしれません。

また、残念ながらもう満員になってしまったのですが、マクリンさんはブログ部オーナーのサンツォさん(@UNDERCOVER_ing)と6月24日(月)に東京でイベントをされるので、そちらにも参加したいと思っています。それでは、また!

マクリンさんサンツォさんイベント

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