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電話での行き違いが導いてくれた腊肉飯への道
ども!
私は、横浜近辺でApple製品が好きな人が集まるユーザーグループに入っておりまして、その名も「ハマリンゴ」といいます。といっても、アクティブに参加されている方は私を含めて5~6名、それもAppleの話より、楽しく食べて飲んで、とりとめのない話をするのが楽しいといった感じの会です。設立当初は、もっとUGらしいことしなくていいのかな? とか思っていましたが、よくよく考えると社会人になってさらにおっさんになってくると、そういう気の置けない仲間ってなかなか得難いものだなぁとしみじみ思っています。
先日、そのハマリンゴの忘年会を行ったのですが、会場が南粤美食(なんえつびしょく)さんという香港料理のお店でした。元町・中華街駅から、中華街に近い出口から入ってすぐのお店です。
東江鹽焗鷄(塩鶏の丸蒸し焼き)が有名で、皮がしっかりしていて歯ごたえがあって身もしっとりと美味しく、紹興酒が進む味でした。
この塩鶏の蒸し焼きは、予約は必要だけど、1羽(1,200円)か半身(600円)で持ち帰りもできるという話だったので、幹事さんにまとめておみやげとして半身の予約をお願いしておきました。
さらに、えびがぷりっぷりの海老雲呑や、
噛むと旨味があふれてくる水餃子、
干し豚肉と野菜の炒め物、
それと香港で冬場に食べられる「煲仔飯」などをいただきました。煲仔飯(ポウチャイファン)とは、小さな土鍋で作る香港風釜飯のことです。干し豚バラ肉がアクセントになっていました。こんな感じで出てきて、
しっかり混ぜていただきます。そんなに味は濃くないのですが、油がしっかりご飯に染み渡っていて、とても美味しかったです!
さて、お土産持って帰るか! アレ?
他に細麺の焼きそばや海老チャーハンなど、炭水化物爆発のとても美味しいお店でした。お会計もとてもリーズナブルで大満足、さてお土産を持って帰ろうとして、お店の方に伝えたところ、どうもきちんとお土産の件が認識されていなかったようなのです。
食べログのレビューなどにも、お店の方は日本語があまり上手ではない、と書いてありましたし、お食事は本当に美味しかったので、またの機会にするか、と思っていました。そうしたら、ご主人が「干し豚バラとか腸詰めならお持ち帰り出来ます」とおっしゃったのです。席は2Fだったのですが、1Fには確かにカウンターの上に数種類、干し肉のようなものがぶら下がっていました。
「今の季節しか作らないので、ぜひいかがですか?」と言われ、持ち帰らない手はありません。今回は、干し豚バラを2本、買って買えることにしました(こちらも1本600円)。
腊肉飯(ラーローハン)にチャレンジ
お店の方からは、「薄く切って、野菜と炒めても美味しいし、炊飯器で炊き込みご飯にしても美味しいですよ」と伺っていたので、干し豚バラの炊き込みご飯にチャレンジしてみました。お店の実際のメニューと、ネットで調べた情報から今回の材料はこんな感じにしてみました
干し豚バラとしいたけの炊き込みご飯
- お米 3合
- 干し豚バラ 1本
- しいたけ 4個
- 醤油 大さじ3杯
干し豚バラ登場です。端っこに、吊るされていた時の紐が残ってますね。豚バラを細長くカットし、醤油や酒、砂糖、香辛料で漬け込んだものを干して作るそうです。
包丁で1cmくらいに切り分けます。結構硬いので、怪我に気をつけてくださいね
しいたけは適当に切って
お米3合と通常量の水を入れ、その上から干し豚バラ肉、しいたけ、醤油大さじ3を入れます
これで炊飯するだけです。
美味しくできました!超簡単!
ご飯が炊けました!フタを開けるといい香りが立ち上ります。干し豚バラ肉は、炊飯するまえの1/4くらいに小さくなっています
しゃもじで混ぜます
お茶碗によそって、いただきます!
味の決め手はやはり干し豚バラ肉の風味と油です。少量なのに、しっかり中華風の味に仕上がっています。旨味がご飯全体に染み渡って、これだけでも何杯も食べられる味でした。刻みしょうがなどを添えると、さらにあっさり食べられると思います。
今回は電話での行き違いというひょんなきっかけから干し豚バラ肉をゲットし、お店だけでなく、家でも美味しいご飯を頂くことができました。南粤美食さんにもハマリンゴのメンバーにも感謝したいと思います! また、食べたくなったらお店に伺おうっと。
さて、最後まで読んでくださってありがとうございました。
また来てくださいね!