キャンプ・デービッド

はてなブロガーが「 #note入門勉強会 」に参加してみた

ども、デイビッドのキャンプでございます。今日は、note(ノート)の入門者向けの勉強会に参加してきました。

 

1時間ながら、非常に濃いセミナーだったので長文になっています。もしブログとnoteの違いをクイックに知りたいという方は「はてなブロガーが学んだnoteのまとめ」をご参照ください。

 

そもそもnoteとは、なにか。

これは、公式で非常に明確に定義されています。

noteは、文章、写真、イラスト、音楽、映像などの作品を投稿して、クリエイターとユーザをつなぐことができる、まったく新しいタイプのウェブサービスです。

note公式サイト「noteへようこそ!」より

ブログとは違うのだよ、ということですね。

はてなブックマークをウォッチしていると、最近結構noteのエントリが話題になっていますが、確かになんかブログとはテイストが違うな、とぼんやり感じていました。

それは、主に実装されている機能や、サイトのテイストの違いで醸し出されているのだと思っていましたが、それは逆で、noteが目指しているものが機能やデザインを定義しているということをこの勉強会を通じて理解したのですが、それはまた後ほど。

 

せっかくなので、私のおすすめのnoteを3件ご紹介しておきます。

そして、全然毛色が違いますがこちらのnoteも。はずかしながら、途中ちょっと泣きながら読んでました。

そしてこちらのエントリもすごかった! これ平田さんの1つめのnoteなんですってね、すごいなぁ。

平田さんの記事で「パンと日用品の店 わざわざ」さんのECサイトを知ることができ、お醤油と味噌を購入させていただいたりしています。

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色々な方が書かれたnoteを読みながら、なんとなくはてなブログとは似て非なるものであることは肌身に感じているのですが、徳力さんのこんなエントリもあったのでとても気になっていました。

ちょっともやもやしていたところ、なんとタイミングの良いことに「#note入門勉強会」が開催されるということで、ピースオブケイクさんのオフィスに併設されたセミナールームを訪問してきました。

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新しいオフィス、素敵ですね! 白を貴重にしていて、まさにnoteっぽいオフィスでした。ちなみにこちらのオフィス、昨年の12月3日に引っ越されたばかりだそうですよ。

 

#note入門勉強会メモ

ここから私のメモを共有させていただきます。でもこれを読んでいただくより、せっかくYouTubeでビデオを公開されていますので、そちらを観ていただいたほうがわかりやすいかも!

  • 開催日時:01月21日 19:30 - 20:30 株式会社ピースオブケイク セミナールーム
  • 講師:株式会社ピースオブケイク 水野 圭輔(みずの けいすけ)さん

1. 成長を続けるnoteについて

  • noteが目指すもの=「クリエイターのホームグラウンドになること
  • 名刺にnoteのアドレスを書くように、クリエイターがnoteを通じて書くことでいろいろな広がり、例えばお仕事につながるようなことを支援したい
  • 2017年秋から昨年末(11月)にかけてどんどん改善を続けており、PV 3倍、UU 数も2.5倍と非常に伸びている 
  • SEOも成長し、結果5倍以上を達成

 

【クリエイター支援プログラム】33社と提携

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  • 例えば 扶桑社やダイヤモンド社など現時点で33社と提携、クリエイターを発掘している
  • デビューの登竜門になるために行っている施策
  • 2019年にも数々具体的な実例が登場する予定

 

読まれるnoteの書き方とは
  • 創作を楽しみ続けること
  • そしてずっと発表し続けること

noteには、〇〇日連続で書いて偉いね! みたいに褒めてくれる工夫がある。いかに心折れずに続くかを機能面からも作りこんでいる。

 

noteを始める前にまず考えるべきポイント

【誰に向けて何を投稿するか】

  • 誰を読者にするか
  • 何を目的にするか

=メディアの方針を決めることが重要

  • 自分の中で個々の場所の方針を決める
  • 月に何回、こういう人たちに向けて書くんだ、と決めること
  • 心折れずに継続するためにはこの設計が非常に重要になる

 

2. noteの記事の書き方

本文編

①1記事に1テーマで:noteのおすすめは1記事1テーマ
  • 最近買ったPC
  • 気になっている喫茶店
  • 良くいくお店の好きなメニュー

日記だと、1日のトピックとして上記を混在した記事を書きがちだが、混在させず1記事1テーマに絞ることが重要

理由:例えば【気になっている喫茶店】のみにテーマを絞って書けば、読者の対象は喫茶店に興味がある人が全員対象になる。日記だと、その日記を書いている人に好意を持っていないと読まれない

 

②冒頭にリード文を作ろう
  • 見た目(OGP)で表示される部分、SNSで共有される部分を意識
  • リード文で結論まで全部理解できるよう、結論まで簡潔に盛り込む。例えば「3つの方法がありました~」みたいな引っ張りをせず、「〇〇と〇〇と〇〇が重要だった」のように、ここだけで全体が理解できるようにする
  • リード文はファーストパラグラフに設置し、完結させる

 

③改行は、短くこまめに・空行も活用

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  • 短くこまめな改行が見やすい。できるだけ1~2文で改行
  • スマホでの表示も考慮して、行と行の間には空行も入れたほうが読みやすい

 

タイトル編

①文字数は15~25文字程度に抑える=SNSで共有される限界
  • 具体性とキーワードを含むものにする
  • 「この人の、この記事でしか読めない」と思わせる独自性
  • 誰がターゲットで、誰に深く刺さるかがはっきりしている具体性
  • 自分のことを知らない人、日本語に乏しい人、自分の親でも内容が理解できるタイトル=よいタイトル

 

②誇大表現や煽りを入れない 肩の力が抜けている感じ = noteらしさ

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  • noteにはランキングがない。ランキングがあると煽りや焚き付けがが聞いてきてしまう。そういうことを良しとしていないプラットフォームである
  • note.mu/noteは一覧は、唯一Like順のリストを見られるページ。これを活用して【スキ!】を多く集めているエントリを研究するのは有効
  • 【平熱・淡々・説明で出し惜しみをしていない】タイトルが読まれている証拠

 

背景画像編 

①内容にあった画像を使おう

SNSで共有されるときに読まれるか、読まれないかの大きな要素
【みんなのフォトギャラリー】の機能を活用しよう

  • note作成時に【みんなのフォトギャラリー】から画像を共有というオプションが使用できる
  • クリエイターさんがnoteに投降した画像を著作権表記入りで適正な形で利用できる
  • クレジットが明記され、noteで参照した場合はそれを登録したクリエイターさんにも通知が入る
  • 【みんなのフォトギャラリー】を見ながら書くことを決めるなんて使い方もよい
  • キーワード検索も可能

 

②画像比を意識 2:1(1280x670ピクセル)

あまり細かく考えなくてもよいが、一応最適化されているのは1280 x 670ピクセル

 

③構図や色面を意識しよう

noteはシンプル・ミニマムなUXになっており、ユーザー側でいじれるのはあくまでコンテンツの中身。構図や色使いなどの知識があれば、より魅力的なコンテンツを作成できる=ほかのnoteエントリを参考にすべし

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noteの機能を使いこなそう

①【スキのリアクション】を活用しよう
  • note開発側も、導入してとてもよかったと思う機能
  • アカウントの顔丸 吹き出しの中身を10個入れられる
  • 感謝のメッセージ、フォローのお願い、サポートのお願いなど
  • 寿司、花言葉、などいろいろ

 

②サポートの文言も同じくらい重要
  • サポートエリアに自由な文言をカスタマイズできる
  • もらうために書く、というよりは、人となりがにじみ出るための仕掛け
  • ファンクラブを運営するようなメッセージ
  • こういう部分をさぼらずに書くと、印象に残る

 

③ハッシュタグ
  • 形式/テーマ/連載名/関連ワード~の組み合わせでほどほどに
  • 適切なものが4つくらいついていればOK
  • それよりも重要なテキスト情報は【タイトル】です
④お題企画
  • noteのヘッダーの「募集中」のお題に乗っかって書く
  • お題をまとめてみる人もいるので、活用してみると良いかも
  • 毎回何百・何千という数があつまる
  • 各内容のきっかけにnoteを書く=ほかの方ともつながる可能性に

 

質疑応答

①ランキングを載せない理由

質問:noteがランキングを掲載しないと決めた背景にある思想や理由をお聞かせください

  • ピースオブケイクのCXO(チーフエクスペリエンスオフィサー)深津さんが詳細なエントリ(ランキングの設計はどうあるべきか?)を公開している
  • 富(アクセスパワー)の再分配を考えたとき、ランキングだと有名人が上位を独占してしまうなどの好ましくない事態が発生してしまう
  • 広告枠を設定しない仕組み=めちゃくちゃPVを稼ぐ意味がない
  • noteは信用を貯めていくプラットフォーム
  • noteが白い理由=noteっぽい!というデザインを極力排除している。noteはあくまでクリエイターが書いた記事やその人そのものに集中できるようにデザインされている 

 

②5つの投稿形式について(特に「つぶやき」の活用方法)

質問:それぞれ、競合にあたるプラットフォームがあると思う。特につぶやきについてのnoteの活用=Twitterでいいのでは?

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  • noteを書き続けるための運営=Twitterとの併用
  • Twitterでのつぶやきの反応のよかったものをnoteにまとめる
  • noteを書いたらTwitterでつぶやいて広める=ベストコンビネーション

 

③エントリーの粒感やレベル設定など

質問:所信表明が重要なことはわかりました。そのあと、実際に書き始めるときにあまりに粒を(ターゲットを)絞り込むと、1個か2個のエントリをかいて終了になってしまう。どのくらいの粒感やレベル感を設定すればよいでしょうか?

  • 所信表明のnoteってすごく大事。ただテーマの粒の大きさは初めに決める必要はない。
  • 嘘をつかなければOKで、【自分のことなんだ】というきっかけにするための手がかり。だから後から変更すればOK
  • 思いついたいろいろなことをカテゴリわけして、それぞれ1個か2個、ためしに投稿してみて反響が強かったところを掘り下げていくのがおすすめ

 

④反響の確認方法は?

質問:noteは、ユーザーの反応が若干わかりにくいと思うのですが、反響とか手応えみたいなものは何を基準に把握すればよいでしょうか

  • やはり【スキの数】。PVではない=バズではなく、noteが目指すのは読者に愛されており、受け入れられている状態
  • noteでいきなり【スキ】を集められないのであれば、まずTwitter上でいろいろ試してみて、そこでファンとの交流実績が蓄積しておいて、改めてnoteを始めるのも1つの手段

 

どれも本当に良い質問で、すごく勉強になりました。また、それに独特の柔らかさで真摯に答える水野さんかっこいい。惚れた。

はてなブロガーが学んだnoteのまとめ

私が今回の勉強会で学んだことは2つあります。

  1. ブログとnoteの違い=noteは、よりパーソナルメディアを意識している
  2. noteではキャッチコピーの設計が重要(ここもメディアならでは)

 

読まれる記事、タイトル、画像などの作り方についてのアドバイスは、ブログでも共通して重要なポイントが多かったと思います。

 

一方で、大きな違いも感じました。それは、誰に向けて書いているのか、という部分の明確さです。 

 

多くのブログ入門書には、何を書いたら良いのかわからないという初心者向けのアドバイスとして「自分のためのメモだと思って書けば良いですよ」と書かれたりしてます。

 

できれば、多くの人に読んでもらいたい、共感して欲しいと思っていたとしても、あくまで根っこの部分・立ち位置は(we)blogなんですよね。

 

一方で、ピースオブケイク 水野さんの今日のご説明では、noteはクリエイターのための表現の場であり、パーソナルメディアである、と名言されています。

 

読まれるためには、「誰に向けて/何を書くのか」を強く意識し、発信を通じて信用を蓄積することが重要、と強調されています。これ、blogとは大きく異なっているポイントだと感じました。

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noteがまさにそうなのであれば、ランキングもなじまないですし、広告やアフィリエイトという、アクセス数を活用した収益化がそぐわないのは必然です。

 

※広告やアフィリエイトがダメ、といっているわけではなくて(私も本ブログで両方共活用させていただいています)、noteが目指しているクリエイターと読者の関係性を考えたら、それらを導入するのが✕である、という話ですのでご理解ください。

 

2つ目。私、実は大学卒業した後アスキーというパソコン雑誌で編集者をしていたのですが、駆け出しの編集者で企画力も無い私に編集長がアドバイスしてくれたのが、「書籍や本につけられているキャッチコピーの重要性」でした。

 

企画を考えるとき、また企画がアリかナシかを考えるとき、編集者はかならずキャッチコピーに立ち返るのだ、と。

 

  • 「大人の女性の暮らしを美しく健康的にサポートするライフスタイル情報誌」
  • 「仕事も暮らしも自分らしく!賢く楽しく働きたい女性を応援するライフスタイル情報誌」

 

上記は同じライフスタイル情報誌でも、誰に向けて、何を伝えるかはおのずと違ってきますよね。

 

noteを始めるのであれば、まずここのデザインをしっかりやらないと、読者の期待・読者との約束・信用の蓄積が生まれない=スキがつかない、サポートされない、ということになりますね。やはり、メディアなんだな、noteは

 

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最後に。まだ自分の中で十分に咀嚼できたわけではないので、ちょっと時間が必要ですが、今日学んだ内容からなんらかのアクションにつなげたいと思っています! おら、ワクワクしてきたぞ!

 

さて、本日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。よろしかったらコメントや、こちらから読者登録していただけると嬉しいです。それでは、また!