ども、デイブでございます。私はホットクックやヘルシオなど、いわゆるほったらかし調理家電が大好きなんですよね~。理由はなんと言ってもくいしんぼだから、です。
でも、同時に効率厨として、時短・時産家電が大好きなんです。仕事や家事はできるだけ効率よくこなしちゃって、リラックスする時間をしっかり確保することが人生にとってほんとに大事だと思ってます。
自宅で、健康で美味しいものを食べたい。でもできれば、家族の誰かの時間も大事にしたい。短時間で調理でき、なにより私も調理が担当できたらいいな…そんな思いに応えてくれたのが、ほったらかし調理家電なんです。
【カットして、セットしちゃえば、もうホッと】できちゃう!
その無理やりな575はともかく、失敗なしで美味しいものが食べられるのは凄いよね!
そんなこんなで、2018年の3月にホットクックを購入して以来、夫婦でほとんど毎日使用しています。レシピも130以上掲載してきました。こちらでホットクックベストレシピ20もご紹介しています。完全にハマっちゃいました!
で、より美味しいものが食べたくなったので、ちょっと前から【電気圧力鍋】がほしかったんです。ホットクックはほったらかしですが、圧力をかける仕組みはないんですよねー
- 加熱と同時に圧力をかけられるので、熱の通りが早い
- 圧力のおかげで味の染み込みが早い
- 直接火を使わず、電気にお任せなので安全・安心・空焚きなし
とくに3番目ですよね。昔実家で使ってた圧力鍋、母が結構怖がって使ってました。爆発しそうだし、ぴー!という音もうるさいし、蒸気を抜くのも怖いですしね…
あれは大変だよ…僕怖いもん
そうだよね…あれがイヤで圧力鍋使わない人多いもんね…
私が購入したのは、パナソニックが発売した【SR-MP300-K】という3Lのモデルです。発売開始以来売り切れが続いていて、2020年1月12日に注文して、やっと3月21日にゲットしました!
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パナソニック電気圧力鍋 SR-MP300-Kのハードウェアとデザイン
こちらの右側に写っているのが新しく購入したパナソニックの電気圧力鍋 SR-MP300-Kです。幅 約29.2cm × 奥行き 27cm × 高さ 27.8 cm、重さ 3.6kgと円筒形で2.4Lのホットクックよりは1周り小さくて軽いです。
もう、2口のIHコンロを潰しちゃってますね。まぁホットクックとかヘルシオがあれば、フライパン使う機会が激減しているので、キッチン用の台車の上に載せちゃえば移動も楽なのでなんとかなりますよ!
可動部分はシンプルで、上蓋が結構大きいです。手前の取っ手を掴んで時計周りにひねるとぱかっとオープンします。
これがSR-MP300-Kの内鍋です。満水では3.0L入りますが、調理容量としては約2.0Lくらいとなっています。
内鍋の下にヒーターがありますね。結構シンプル。新品の調理家電はぴかぴかできれいですねぇ!
上ぶた部分のキモは、この圧力ノズル部分です。これが重りになっていて、上から乗っかってます。
これは加熱中の模様です。先程の重り(左)が【密閉】の方にひねられているのがわかると思います。右にある金属のボタンが【圧力表示ピン】で、これがあがっている時は、内部の圧力が上がっている時ですね。
調理後、加熱が終わって圧力が抜けるとこのピンが下がります。そうなったら重りの方を【排気】の方にひねれば安全に上ぶたを開けられます。
ホットクックとパナソニック電気圧力鍋で豚肩ロース大根煮対決!
最初に作るメニューを色々考えていたのですが、豚の肩ロースと大根とゆで卵を一緒に
山西牧場さんの三右衛門ブランドの豚肉がとても美味しくて、時々買わせてもらっているのですが、時々超お買い得な切り落としが出るんですよね。
通常肩ロースブロック500gが3,240円(税込)のところ、肩ロース 切り落とし1kgが3,780円(税込)で買えちゃいます。
この肩ロース、写真でも伝わると思うんですがサシの入り方が凄いです…塊をローストポークにしたらほんっとにヤバいです。今回は切り落としということで、豚大根煮を作ってみます。
山西牧場さんの豚肉はヤバいよ、ベーコンとかもすぐ売り切れちゃうんだよね。
そんな美味しいお肉を分量と調味料で調理して、対決させるとは贅沢な企画だね!
材料を均等に2セット準備します
今回用意したのは、下記のとおりです。
食材・調味料 | 分量 |
---|---|
A) 山西牧場 肩ロース 切り落とし | 500g |
A) 大根 | 400g |
A) ゆで卵 | 4つ |
A) 生姜スライス | 少々 |
B) 長ネギの青い部分 | 1本分 |
B) 醤油 | 大さじ3杯 |
B) 砂糖 | 大さじ3杯 |
B) みりん | 大さじ1杯 |
B) 焼酎 | 50ml |
B) 水 | 200ml |
Aが食材・Bが調味料ですね。焼酎は調理酒でも良いです。これで1セット分なので、今回はこの2倍の量を均等に用意しました。
作り方は超簡単です。肩ロースは冷凍で届きますので、冷蔵室に移して1晩置くか、急いでいる場合は袋ごと大きなボウルにいれ、流水をかけて解凍してください。
今回は豚バラではなく肩ロースなので、湯通しとか焼き目をつけることはせず、そのままぶっこんでます。楽!
あ、事前にゆで卵も作っておきます。ホットクックでも、パナソニック 電気調理鍋でも作れますが、今回はホットクックで作っておきました。100mlの水と卵10個を内鍋に入れ、ゆで卵専用メニューで調理するだけ。失敗しませんねぇ。
まずはホットクックです。順番は気にせず、ゆで卵も含めてドサドサ入れます。2.4Lとはいっても結構余裕がありますね。
こちらはパナソニックの電気圧力鍋の方です。こちらも材料・調味料で最後にゆで卵を乗せましたが、結構きつめですね。
こちらは、味がしみるように キッチンシートやキッチンペーパーで落しぶたをするようメニューブックに指示がありました。さて、準備完了です!
それでは調理開始!(といっても1プッシュ)
ホットクックの【豚の角煮】メニューを選択。調理予想時間は1時間30分ですね。実際は、加熱して全体が沸騰するまでの時間も加味されるので、もう少しかかります。
パナソニック電気調理鍋 SR-MP300の方は、豚角煮は【自動調理3】と本体付属のレシピブックに書いてありましたので、そちらを選択します。
電気調理鍋と電気圧力鍋の調理時間の違い
調理を開始してから、調理が完了するまでの時間は下記のようになりました。
- パナソニック 電気圧力鍋:1時間1分(加熱終了まで:39分)
- ホットクック:1時間37分
あれ、以外に電気圧力鍋の方時間かかってるな、と思ったかもしれませんが、これは加熱して十分に加圧されてからの調理時間は39分で終わっているのですが、圧力表示ピンが下がるまで結構時間かかるので、自然に下るまで待つと1時間かかりました。
それでも、ホットクックの2/3の時間で終了してるから早いんだけどね!
オープン! パナソニックの電気圧力鍋の圧力表示ピンが下がっていることを確認しつつ、重りを【開放】のほうにひねります。この時、多少プシュ!っとなるかと思いましたが、全く音も蒸気も出ませんでした。これなら安心!
パナソニックの電気圧力鍋の方です。汁がたっぷりでていますね。卵や大根もしっかり煮込まれたような色をしています。
こちらはホットクックです。ちょっと色が薄めでしょうか。どちらも大丈夫そうなので、追加の加熱などはなしでこのままいただきます!
パナソニックの電気圧力鍋とホットクックで食べ比べ対決!
完成! 豚大根煮をお皿に取り分けました。すぐに左右で豚肉・大根・卵の色あいが異なる点に気が付きますね。右がパナソニック 電気圧力鍋、左がホットクックです。
まずは今回導入したパナソニック 電気圧力鍋で調理したバージョンから。肩ロースにも大根にもしっかり火が通ってます。卵もしみしみですね。
味を忘れないうちに、ホットクックバージョンも。む、これはこれで美味しい! 何度か食べ比べることで、味の違いが明確になってきました。
- 味全体のまとまり、染み込みはホットクックの方が感じる
- 素材の味、特に大根の味はパナソニックの方が残っている
- 調味料に使った焼酎の風味もパナソニックは感じるが、ホットクックは全体に味が馴染んでいて特に感じない
- お肉の柔らかさはちょっとだけパナソニックの方が上(元のお肉が良いので微妙な差ですが)
どちらも美味しいんだけど、調理時間の差が出た感じかな?
今回の調理対決では【まとまりのホットクック 】 【素材の味が引き立つパナソニック 電気調理鍋】って感じでした
そもそも豚肩ロースが脂もあって旨味も十分な上質なお肉だけあって、出来上がりはどちらも美味しかったのですが、他のメニューだったらもっと差がついたかもしれませんね。
掃除もシンプルな分楽でした
圧力鍋ということで、掃除が難しいと嫌だなぁと思っていたのですが、ちょっと安心しました。大事な部分はぱっと取り外せて、簡単に洗えますね。基本的には上ぶたに集中してます。
上ぶたに付属している圧力調整ノズルにのっかっている重しはまさに重しなので、手ですぽっと引き抜けます。大事なのはこのノズルで、圧力と一緒に食べ物のカスが詰まるがあるので、ようじなどの先がとがっていて、それでノズルに傷を付けないようなもので掃除すると良いですね。
上ぶらの裏側周辺にはゴムパッキンがハマっており、これも簡単に外せます。
それと、先程の圧力調整ノズルの内鍋側には金属のカバーがハマっているので、これを取り外して洗浄します。こちらも中性洗剤で洗えます。ここもゴミが詰まってなければOKですね。後片付けもこれだけです!
パナソニック 電気圧力鍋まとめ
ホットクックで作った方の豚大根煮が美味しかったので、パナソニック 電気圧力鍋の良さが引き立たない結果になってしまいました。でもどちらも甲乙付け難かったです。
一方で、パナソニックの電気圧力鍋のホットクックの2/3という調理時間の短さ、今回対決に使用したホットクック KN-HW24Cが現在約4.7万円で販売されているのに対し、1.5万円も安い約3.2万円という価格の安さは特筆すべきと思います。
今回のメニュー以上に電気圧力鍋が活躍する機会があると思いますので、また作ってみたいと思います!