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CASIO PRO TREK Smart WSD-F30発表!~地図読みは苦手だけど、心は野山を駆け巡る

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地図読みは苦手だけど、心は野山を駆け巡る

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#アウトドアアンバサダー #プロトレックスマート

ども、Daveでございます。今日はアウトドア アンバサダーのイベントとして、昨日行われたCASIOのアウトドア用ウォッチの最新モデル「PRO TREK Smart WSD-F30」の発表/体験イベントに参加してきました!

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今回のイベント、もちろんPRO TREKの最新モデルをいち早くチェックできるというのが最大の魅力でした。

でも、もう1つ楽しみな点がありました。それは、登山をする方ならほとんどの方が知っていて、実際に使っている人も多いと思われる登山向けアプリ「YAMAP」を開発している株式会社ヤマップの代表・春山 慶彦(はるやま よしひこ)さんのトークセッションがあったのです! ある事情で必携アプリのYAMAPなので、すごく楽しみにしてました。

会場は、門前仲町駅から30秒の HYPERMIX 門前仲町1Fにある「COFFICE」という多目的スペースです。

新型WSD-F30、シュッとしましたね!

会場入り口には2019年1月発売予定の「PRO TREK Smart WSD-F30」が3色とも展示されて自由に触ることができました。

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左の黒と、PRO TREKといえばこの色!という右のオレンジに加えて、WSD-F30から新色の青(中央)が追加されたんですね。本体がF-20よりも一回り小さくなったことと相まって、かなりシュッとした印象になりました。

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*F20とF30のサイズ比較。画像はCASIO公式ホームページより

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サイズの小型化、有機EL搭載、バッテリー消費を抑える新しい2つのモード…やばいっこれ見てるだけで欲しくなるじゃないですか!

熱かったイベント内容紹介の前に、なんで私がPRO TREKにそんなに興味があるのかをご説明させてください。それと言うのも実は

私、地図が読めない男なんです…

「話を聞かない男、地図が読めない女」という本が2012年に発売されていますが、うちは夫婦全く逆で、妻は結構地図を読んだり、空間認識したりするのが得意、私はからっきしダメなんです…でも、ここ2年くらいで登山にハマり、気楽な単独行で色々な山に登っているうちに、地図読みの重要性を心底実感しました。低山での遭難なんかもニュースになってますし、ほんと命の危険に関わりますよね!

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それを救ってくれたのがYAMAPです! 私にとっては本当に救世主みたいなサービスです。

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地図+GPS機能だけじゃないんです。コミュニティ機能があって、他の方の山行情報を見てコースやコースタイムの計画の参考にさせていただいたり、どうやって登山口にた取り付くか、美味しいごはん屋さん、バスの情報、登山後に立ち寄れる温泉の情報…などなど、登山の安全や楽しさを何倍にも増幅してくれます!

YAMAPにはスマホアプリがあり、私もスマホ版を使っていましたが、山中で使用するには2つちょっと不便な点がありました(結構シリアスかもしれない)。

  • バッテリー消費問題:登山中は圏外になってしまう場所も多く、また山小屋泊やテント泊だとスマホのバッテリーも切れがちです。モバイルバッテリーを持っていけばいいのですが、そもそも次の問題を引きずっています。
  • スマホ面倒問題:登山中、結構な頻度で地図を確認する必要に迫られます。初めて行く山ならなおさらです。そんな時、手袋をしていたり、ストックを持っている手でスマホを取り出し、ロックを解除し、なんてことをやっていると、そもそも登山を楽しんでいるのか、スマホをチェックしにきているのかわからなくなってきます。

そこでPRO TREKですよ! Wear OS by Googleのスマートウォッチで、YAMAPアプリがインストールされているんですよね。これほんと最強だと思います。バッテリーの持ちは良いし、なにせ山行中にチェックする時でも、手袋をしている指でボタン1つを押すだけでパッとYAMAPの画面をチェックできるとは!

想像しているだけでも非常に便利なんですが、2019年1月に発売されるWSD-F30はYAMAPとの連携以外にも色々進化しているので、その注目ポイントに関するCASIOさんのお話からイベントが始まりました。

WSD-F30発表/体験イベント開始です!

①PRO TREKの生みの親、CASIOの岡田 佳代さんによる製品説明

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PRO TREKシリーズの生みの親、岡田 佳代(おかだ かよ)さんです! PRO TREK初代から開発に携わっていらっしゃるんですね。

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WSD-F30の開発に当たっては、基本の3大ポイント

  1. 「腕に地図」~小型で視認性の良い地図表示&GPSによる正確な位置表示
  2. 「MIL-STD+5気圧防水」米国防総省制定の耐久試験MIL-STD-810Gに準拠しており、かつ5気圧防水を実現
  3. 「Wear OS by Google」搭載による拡張性

これらのポイントをしっかり踏襲しつつも、F20ユーザーの声をかなり丁寧にヒアリングして改善を積み重ねた結果、サイズは小型化しながらも視認性の高い有機ELを搭載して使用体験は向上させることに成功しています。

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また、PRO TREK Smartは、上記のような有機ELのカラー画面とモノクロの液晶画面の2層構造になっているのですが、モノクロ画面の方の表示内容を複数の値が表示できるように拡張子、さらにアクティビティ(登山、釣り、スキーなど)に応じて必要な数字を変化させる機能を備えています。

ちょっとびっくりしたのが、セールスポイントのバッテリー消費を抑える「エクステンドモード」と「マルチタイムピースモード」の搭載です。通常使用だと1日のところ、アプリの起動を抑えるエクステンドモードで3日、さらにモノクロ液晶のみを使用するマルチタイムピースモードだと、なんと1ヶ月も使用可能になりました! 行動計画に応じてモードを使い分けることで、安心して使用できますね。

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最後にQ&Aコーナーがあったので、岡田さんに2点ご質問してみました。

質問:F30の開発期間は? また開発の過程でご苦労された点は?

回答:開発期間はF20発売直後からF30の開発に着手し、約1年8ヶ月かかった。開発の過程で苦労した点は「小型化・省電力と機能のバランス」

というお答えでした。

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もし、F20を持っていたり、触ったことのある方は、店頭でぜひ手にとって、あるいは実際に装着してみていただきたいのですが、サイズの小型化はすぐ気がつくと思います。でもさらに細かいところ、例えばバンド交換式にしてウェアの上から装着が簡単な長めのクロスバンドを使用可能になっており、またその交換部分の形状がコンパクトになって手首に馴染みやすくなっていたり、バンド終端部分のパーツの裏側の肉を削って小型化・軽量化していたり、バンドの長さがより細かく調整できるようになっていたり、もう、本当に細かい調整の積み重ねがされており、進化していることを実感できると思います。

②WSD-F30を先行体験された3人のブロガーの方が登壇!

イベントでは、新型のWSD-F30を先行体験されたブロガーの方のライトニングトークのコーナーもありました。

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一人目:ロベルト本郷三丁目さん(サウナ大好き、走る水風呂番長日記。

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二人目:GLOBEさん(GLOBE-TROTTER

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三人目:中川マナブさん(東京散歩ぽ

発表された内容から代表的なコメントをご紹介すると、

  • 新エクステンドモードの電池持ちの良さを実感(ロベルト本郷三丁目さん)
  • 小型化して女性でもつけやすい&新バンド使いやすい(GLOBEさん)
  • タウンユースでも使える(中川マナブさん)

と開発側の狙いがビシッと伝わっているのを感じました。最後にロベルト本郷三丁目さんがおっしゃっていた、「F20は人に聞かれても(主にバッテリーの持ちが悪いので)勧めづらかったが、F30は誰にでも自信を持って勧められる!」というのも印象的でした。

そしてYAMAP代表の春山さんが登場!

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そして、メインゲストの株式会社ヤマップ 代表・春山 慶彦(はるやま よしひこ)さん登場です。春山さんのお話を伺うのは初めてだったのですが、見た目のクールな感じと違ってとても熱い方で、YAMAPへの思いと信念を語ってくださいました。

①YAMAP開発のきっかけは、スマートフォンの登場に大きな可能性を感じたから

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  1. 通信とGPSが結びついた初めてのデバイス:身体・自然と情報が結びつく。命を守る道具にもなりうる(ご自身のアラスカ・イヌイットの人たちとの交流で実感)
  2. 世界共通のデバイス:地球が1つになった~言語を変えるだけで世界で通じるサービスが提供できる(YAMAPの開発も福岡で行っている)
  3. オフラインtoオンライン(逆のO2O):メインは電波が届かないところで使っておいて、電波が届くようになったら通信を行うということが可能である=オンライン前提だからこそ、オフラインで動くことが重要

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春山さんがまさにこのauの3G回線のサービスエリアマップを例に上げてご説明されていましたが、人口カバー率でいると99%だが、面積比だと1/3しかカバーしていない。日本や山が多い国で首都圏に人口が集中しているので、想像していた以上に白い部分が多いんですね。凄く面白い視点ですね!

②そのスマホ上で、登山・アウトドアアプリを開発している理由とは?

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春山さんは、日本社会の最大の課題が「身体をつかってない」ことだと感じているそうです。

  1. 農業・林業・漁業など身体を動かず産業の就労人口は日本人口のたった3%、200万人を切った
  2. さらに、すでにその6割以上が60歳以上と高齢化している

春山さんは、この変化自体は仕方ないものとして受け止めるとして、それが都市化の進行と相まって加速したときに「身体を動かす」ことの価値や意義がさらに向上すると思っているそうです(ヨガ、ジム、RIZAP、マインドフルネスなど)。都市に暮らす人間が、本来当たり前である「身体を動かす」ことに導くために、YAMAP=登山やアウトドアで活用するアプリを開発している、とのことでした。

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そのために、低山やトレイルランニング、トレッキングなど自然に親しむ事をもっと根付かせたい=「命を外に開く」ことをサポートしたいために、企業理念を「あたらしい山をつくろう。」とされているとのことでした。

③春山さんへのご質問と回答

ビジネスやマーケティング視点ではなく、しっかりした思想と信条に支えられたYAMAPの開発姿勢に感銘を受け、Q&Aコーナーで春山さんに1点ご質問してみました。

質問「命を外に開く」という考え方に出会ったきっかけは?

回答:最初の登山経験がすごかった。京都でお世話になっていた先生に、いきなり連れて行かれたのが「奥穂高岳・前穂高岳縦走3泊4日」(これタイプしていても初心者の私には胃がきゅっとなるくらい、大変なルートです)だった。あまりにきつくて二度と登山なんか行くか!と思いながら京都に戻ったのだが、翌日身体がすっかり入れ替わった感覚を味わえた。さらに、あんなに辛かった山中で見た風景がどんどんフラッシュバックしてきた。山に登る=山とつながる=山が自分の中に入るという感覚を得たことが、命と自然のつながりの重要性を認識するきっかけになったと思う。

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我ながら、YAMAPにもWSD-F30にも関係ないことを質問してしまいましたが、春山さんを形作っている根っこの部分を聞けて、本当に良かったです。

お土産のコーナー

素敵なお話をいっぱい聞けただけでお腹いっぱいだったんですが、さらにオリジナルグッズまでお土産にとしていただいてしまいました!

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PRO TREK Smartのマグカップと、ステッカーとボールペンです! このマグカップ、「DINEXアウトドア マグカップ 8oz.」のPRO TREK Smartロゴ入りVer.。二重構造になっており、保温・保冷に優れたマグカップです。これ可愛くないですか? ステッカーもボールペンも嬉しい!

そしてもう1点、GoStak スターターキット PRO TREK Smartロゴ入りです!

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GoStakって凄く良くできていて、フタの部分が別のコンテナの底にしっかりロックできるようになっているので、4個連結して使うも良し、必要な分量だけ2つ、3つと連結するもよし、自由自在なんです。また、時計回りに回すと「カチっ!」とロックされるのですが、非常にタイトでかつ密閉度が高いので、調味料の持ち運びなどにも便利です。

以前からアウトドアショップで見かけて、認知はしていたんですが買う機会がなかったので、超嬉しいです!大事に使わせていただきます。

今回の発表/体験イベントに参加した感想

CASIO Pro Trek Smart WSD-F30の進化を実感して、CASIOのみなさんも、YAMAP 春山さんも「アウトドアを楽しみ、親しむ人たちを応援したい」んだということが、しっかり伝わってきたとても良いイベントでした。

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WSD-F30の新機能の数々や、春山さんの熱い思いを伺っているうちに、地図読みへの苦手意識はどこかにすっ飛んでしまい、すぐに山にでかけたくなりました。

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低山の、のんびりした縦走が楽しめる山なんかもいいし、

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岩ごろごろ、風に悩まされるテント場でテントを押さえながら寝るのある意味登山の醍醐味ですね。どちらも楽しい記憶として残ってます。
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春山さんもおっしゃっていたように、登山は登っている時は辛いんだけど、なぜか山で見た風景は心に残りますし、そして自分も良い顔で写っていることが多いです。そんな時、スマホばかり気にしないで、PRO TREKを活用してさらに快適で、安心で、便利な登山を楽しみたいと思いました。心は野山を駆け巡ってます!

さて、本日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。本日の内容はいかがだったでしょうか? よろしかったらコメントや、こちらから読者登録していただけると嬉しいです。それでは、また!

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