ども、Daveです。今日は、テックウィンドさんから「ウィズウェル 水出しコーヒーサーバー『Water Dripper』」をご提供いただきましたので、紹介したいと思います。
コールドブリュー=水出しコーヒーとは
最近「コールドブリューコーヒー」というのを良く耳にするようになったと思いませんか?スタバもコールドブリューをメニューに登場させましたし、コンビニでもペットボトルのコールドブリューコーヒが並ぶようになりました。
Cold Brewとは、文字通り、ホットではない常温や冷たい水で抽出したコーヒーのことです。普通コーヒーは、焙煎した豆を挽いて、粉状にして上から熱湯を注ぐことで短時間にコーヒーを抽出するものですよね。
実は、コーヒー豆を挽いてさえあれば、水を加えるだけでもゆっくりコーヒー液が抽出されてきます。しかし、粉の量とか、抽出時間とか、抽出方法とかがわからないと味の薄い、美味しくないコーヒーになってしまいます。
それを、無駄なく、失敗せず、美味しく抽出できるようにしたのが ウィズウェル 水出しコーヒーサーバー「Water Dripper」です! これさえあれば、簡単に美味しいコールドブリューコーヒーが楽しめますよ!
ウィズウェルの「Water Dripper」をいきなりキャンプ場で使ってみた
先日北軽井沢スウィートグラスにキャンプに行ってきた時に、この水出しコーヒーサーバーを持っていきました。
こちらがウィズウェル 水出しコーヒーサーバー「Water Dripper」本体になります。本体のサイズは、上部直径:8.35cm~下部直径6.8cm x 高さ 28.1cmです。重さは456gなので、持ち運びもそんなに苦になりませんね。
この水出しコーヒーメーカーは、大きくわけて3つのパーツから構成されています。
- 上:ウォータータンク=水をゆっくり粉に落とすためのパーツ
- 中央:コーヒーバスケットとバスケットフォルダー=粉をセットするパーツ
- 下:コーヒーサーバー=抽出されたコーヒーを貯めるパーツ
ネジは一切使っておらず、また電気や電池も使用しないので、これだけあれば持ち運べばどこでもいつでも抽出可能です。
丸型のペーパーフィルターは100枚本体に付属しています。使い切っても、カリタ コーヒーフィルター 丸ロシ 3 (100枚)などの市販の丸形56mmのものが使用できます。これなら安心ですね。
ウィズウェル Water Dripperの抽出方法は4ステップ
まず、コーヒーバスケット(金属のカップ)をバスケットフォルダーにセットして、円形のフィルターをセットします
下に敷いた円形フィルターの上に細めに挽いたコーヒー豆を入れ、全体がしっとりなるくらいの水を注ぎ、全体をかき混ぜ、平らにならします。この作業は、水出しの水がコーヒー豆全体に馴染みやすくするための準備だそうです。このとき、注ぐ水は30cc(大さじ2杯)くらいにしました。
上にも円形フィルターをかぶせます。これをすることで、上から落ちた水が、粉全体に行き渡るようにするものです。
下にコーヒーサーバー、その上にバスケットホルダーにセットしたコーヒバスケット、一番上に ウォータータンクを載せます。
中央のシルバーのレバーは、真横にすると抽出がストップし、垂直に傾けるにつれて水が落ちるスピードが上がります。上の写真で、ちょうどレバーの下の窓から水がぽたぽた落ちているのが見えるようになっていますので、ここを見ながら調整してください。これで抽出セットは完了です!
美味しいコールドブリューコーヒーのキモは調整つまみにあり
ちなみに、抽出量を調整するパーツはこんなふうに水を通すパイプに調整つまみのパーツが刺さるような形状になっていて、調整つまみの軸の部分はつまみのT字と短い棒と平行に穴が貫通しています。
貫通している穴の上下に小さなゴムパッキンがついていのがわかると思います。なので、真横にしていると全く水が落ちません。でも、ちょっとでもひねると、穴の隙間から水が落ち始めます。
この調整が抽出速度に直結していて、つまり抽出されたコーヒーの濃さにも直結するわけですね。 あまり早く水を落としてしまうとコーヒーサーバーが溢れてしまいますし、薄い珈琲になってしまうので注意です!
キャンプ場で抽出したコールドブリューコーヒーを早速飲んでみました!
キャンプの翌朝、しっかり抽出されていたので飲んでみました。300ccの水を注ぎましたが、抽出されたのは約250ccくらいでした。50ccくらいが、豆に吸収されるんですかね。これはコーヒーの原液で非常に濃いので、2倍に薄めて飲みます。
- 香りが濃い! カップに開けた瞬間に、濃縮したコーヒーの香りが楽しめました
- 味はマイルドで一切尖ったところがありません。苦味とか雑味なし
- 飲み込んだ後、しっかりコーヒーの味わいがあります
不思議! なんかすごく飲みやすいのにしっかりコーヒー!
時間はかかるけど、それだけの価値があるね!
水出しコーヒーのカフェイン量は?
味はマイルドですが、ちょっとカフェイン量が気になったので調べてみました。
- 抽出時間が長くなると、カフェインの抽出量は増える
- 抽出時の温度が低いと、カフェインの抽出量は減る
ということで相殺されて、通常のドリップコーヒーのカフェ飲料(150ml中約90mg)に対して、水出しコーヒーのカフェイン量は150ml中約60mgと、ちょっと少なくなるようです。
いわゆるカフェインレスコーヒーが150ml中約10mgなので、もちろんしっかりカフェイン入りなのですが、マイルドですね。
もちろん、冷蔵庫でも抽出できます!
自宅に帰ってきて作ってみました。 ウィズウェル Water Dripperは電気で動いている部分などはないので、そのまま冷蔵庫に入れられます。
抽出できました! この状態でキンキンに冷えていますので、氷を入れる必要がありません。そのため、薄まらずにしっかり味わうことができますね。
ウィズウェル Water Dripperのちょっと残念なポイント
抽出後、すぐ飲めないときもあるのでそのまま保管したいときもあるのですが、一番上のウォータータンクのフタが、一番下のコーヒーサーバーのフタとして使えると便利だなと思いました。上の写真では、乗っかっているだけでハマってはいないんですよね。
まぁ、どうせ朝すぐ飲んでしまうのであまり問題にならないんですが、持ち運びできるようになっていれば、このまま会社に持っていって、美味しい水出しコーヒーが飲めるかなと思ってます。ちょっとの変更で改良できそうなので、リクエストしてみます。
コールドブリューコーヒー抽出のコツは「10秒に1滴」
抽出のスピードですが、「時間がかかってもしっかり抽出派」の私は、3回くらい作ってみて、「10秒に1滴落ちる」かなりゆっくりしたペースで落としています。
一度、2秒に1滴くらいのペースで落としてみたら下に落ちるよりも早かったのか、コーヒーバスケット部分からコーヒーが漏れてしまいました。なので、一晩で落ちきればOKということで10秒に1滴でやっています。これは美味しいですよ!
ウィズウェル Water Dripperは本体の分解洗浄も簡単です!
ウィズウェル Water Dripperは、簡単に全部のパーツを分解して洗浄できます。調整つまみのところはまっすぐ引き抜けるのですが、ここ結構大事なパーツなので丁寧に扱ってください。これで、全部を洗浄可能です。コーヒーは風味が大事なので、洗浄は重要ですね。
以上です。ちょっとお値段ははりますが、特にアイスコーヒーがお好きな方にはぜひ一度試してもらいたい味だと思います。それでは、また!