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BenQのアンバサダーイベントでスポーツ特化型の4K HDR対応プロジェクタを体験

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BenQのアンバサダーイベントに参加してきました

こんにちは、デイビッドのキャンプでございます。今日は会社が終わってから、液晶モニタやプロジェクタで有名なBenQのアンバサダーイベントに行ってきました。私、こういうメーカーが主催するアンバサダーイベント大好きなんですよね。好きな商品やブランドのメーカーの中の人と直接話せる機会ってなかなかないですし、自分もメーカー勤務なので、どういったイベントをすればユーザーの人たちに喜んでもらえるのか、どういうプログラムがアリで、どういうのがナシなのか、などもいろいろ勉強させていただいてます。

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そんな中、BenQのイベントはまさに私にとってタイムリーなイベントでした。今回のテーマは、BenQさんの最新の4K HDR対応プロジェクタ「TK800」という製品だったんですが、これスポーツ、特にサッカーを楽しむために特化した製品なんです。そのため適材適所ではあるのですが、価格もAmazonでの実売価格約13万円くらいで手に入る、という、注目していた商品なんですよね。

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私が今、まさにブログを書いているのは43インチの4Kモニタなのですが、相変わらずリビングのTVは49インチのプラズマディスプレイ 1080pです。自分で4KでYouTube動画をアップしたり、Chromecast Ultra、Amazon Fire TVなど4Kが表示できるデバイスもいろいろあるのですが、TVはまだ踏ん切りがついてません。有機ELきれいなんですけど、55インチだと約30万円くらいするじゃないですか。

一方で、プロジェクタなら、投射用のスクリーンも100インチ2万円くらいで買えるので、ぶっちゃけ「100インチ4K HDRが15万円」なんですよね、ただし条件が合えば。今日は、プロジェクタの導入といえば誰もが気になるその「条件」について、またスポーツ特化型のプロジェクタってどういうことなのかをメインにチェックしてきました。

場所は、新宿のカラオケの聖地パセラリゾーツ新宿本店の8Fにある「ロスカボス 新宿本店」というスポーツバーです。お酒飲みながらスポーツ観戦するにはもってこいの場所でしたね。さすがに酔っ払わないよう、セーブしてましたけど。

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イベント開始!あ、BenQの社名の由来ってそうなのね…

7時からイベント開始です。まずアンバサダーイベント司会のベンキュージャパン 田村さんのご挨拶とイベントのご説明から開始です。軽妙な語り口でとても上手な司会っぷりでした(冒頭の「こんばんは、石原さとみです」のギャグを除けば…)。すでにこの時点で一気にBenQへの好感があがりました。

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こちらは、BenQの会社概要とTK800の製品紹介をされたベンキュージャパンのプロダクトマネージャー、Jimmy Fan(ジミー・ファン)さんです。ジミーさん日本語もとても流暢で、会の後半に直接ご質問させていただいたのですが、非常に丁寧にわかりやすくご説明いただきました。ジミーさんありがとうございました!

そうそう、BenQという社名の由来って「Bringing Enjopyemnt NQuality to LIFE」の最初の4単語の頭文字をつなげたものだったんですね。

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続いてTK800の説明だったのですが、やはり液晶TVや有機ELなどと同様に、プロジェクタでも4K対応のものの価格レンジとして15万円~20万円の手軽な価格帯のゾーンの販売が急激に伸びているんですね。

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4Kを再生するデバイスの普及も、またコンテンツの供給も急激に拡大しており、日本でもNHKが今年の12月1日から開始する「BS/110度CS衛星を使った4K/8K実用放送」が大きなパラダイム・シフトを促しそうです。

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液晶? 有機EL? いやいやプロジェクターもなかなか

冒頭でも書きましたが、せっかくソースが4K(3840 x 2160ドット)と、フルハイビジョン(1920x 1080ドット)を縦に2枚、横に2枚の4倍の解像度を持っているのに、肝心の表示デバイスであるテレビは、液晶でも有機ELでもメインはやっと55インチとか、65インチくらいで、100インチ 4K液晶なんていったら800万円!ですよ。

一方で、プロジェクターは4K UHD対応、HDR10にも対応し、さらに明るい3,000ルーメン(!)のTK800と100インチスクリーンで15万円くらいで買えちゃうんです。改めて興味が湧いてきました。

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TK800はスポーツ、特にサッカーに強いモデルでした

実は、BenQにはやはり安価な4K HDR対応プロジェクタとして「HT2550」という映画鑑賞に向いているモデルがあります。こちらもAmazonで17万円くらいで販売されており、ちょっと高いのですが、ルーメン数(明るさ)でいうと2,200ルーメンとTK800よりも暗めになっています。今回、TK800で実際にサッカーの試合を収録した映像を見せてもらってわかったのですが、この2製品は結構明確な違いがありました。

下記が、TK800の特徴をご紹介するのに一番わかりやすいスライドだと思います。まさにこのシーンのように「比較的明るいリピングで、スポーツを大画面で見るようにチューニングされたプロジェクタ」なんですね。

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このような、スポーツあるいはサッカーに特化した機能を盛り込んでいます。一方で、先行したHT2550は、シアタールームや、暗くした室内で映画などをしっかり鑑賞するためのモデルになっています。その1例として、TK800はRec.709という色を表現する広がり(色域といいます)のカバー率は92%なのに対して、HT2550は96%以上を達成しており、ソースの色再現性が高くなっています。

これは、結果的に明るめの部屋でもTK800はきれいにみえるけれど、HT2550は色が薄く見えてしまう。一方、暗くした部屋だとHT2550の色の表現力の高さが際立ってきて、TK800よりもきれいに見えるわけです。

ただ、TK800単体の映像をスポーツバーのくらい会場で投影している分には、そんな差を感じないくらい、会場の誰もが「きれいだなぁ」と何度もうなずいてしまうような美しい映像でした。特に驚いたのは、1080pソースを投影した時の映像の密度です。通常、4Kの液晶モニタで1080pソースを表示すると、ねむい(ぼやっとした)感じで表示されてしまいます。ところが、TK800で表示した時は、プロジェクタという、光を投射する形式のためか、ピクセルとピクセルの間に隙間がなく、そこもしっかり光で塗りつぶしているためか、非常になめらかで、しっかりと色が乗っているのが非常に興味深いポイントでした。やっぱ、実際に見てみないとわからないですよねぇ。

重要なのは「投射距離」ですよね。

まず、問題になるのは大画面を実現するために必要な投射距離だと思います。これは、明確に目安となる数値が記載されていました。100インチを目指すなら、スクリーンから3.25mくらいの距離を確保する必要がありますね。

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100インチ以外のサイズに関しても設置の目安が記載されていたので、ご紹介しておきます。

投影サイズ 投射距離
60インチ 約1.95m~2.34m
80インチ 約2.6m~3.11m
100インチ 約3.25m~3.90m
120インチ 約3.90m~4.68m

TK800は、小型・軽量化と安価な価格を目指したため、自動台形補正はあるのですが、レンズシフト機能(上下左右方向に、スクリーンの真正面でない位置からスクリーンに正しく投影する)などは省略されています。すなわち、直線距離で上記を確保する必要があります。本体重量は約4.2kgと計量なので、もちろん天吊には対応しているのですが、ある程度設置は自由度が高いと思いますが、この点が一番の「導入条件」ですね。 

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悩む、悩むのよねぇ

TK800、あらためてHT2550との比較をするなかで、とことんスポーツ鑑賞が好きなかたが気軽に大画面を楽しめるように、映像周りの味付けから音の強化、コストダウンなどを図った製品であることがわかりました。

うちはリビングは細長いので実は3.25m確保できちゃったりするのですが、テレビからスイッチするかどうかは考えてみたいと思います。しかし、15万円はほんとうにすごいですね。

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最後に、BenQのマスコット「ブライアン」君に見送ってもらって帰路につきました。2時間のアンバサダーイベントでしたが、とてもいろいろな事がわかって非常にためになるイベントでした。それでは、また!

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