2023おすすめガジェットベスト20!

Roborock S7 MaxV Ultraレビュー:本気で「お任せ」できるロボット掃除機!

この記事には広告を含んでいます。

記事内で紹介する商品を購入することで、当サイトに売り上げの一部が還元されることがあります。

ども、デイブでございます。本日ご紹介するのは「Roborockロボロック S7 MaxV Ultra」という最新のロボット掃除機です。

Roborock S7 MaxV Ultra:

この、Roborockロボロック社の最新ロボット掃除機は、ロボット掃除機として一番重要な「掃除能力」はもちろん優れているのですが、実は見逃されがちな「掃除する前」と「掃除した後」のめんどくさい準備や後片付けをめちゃくちゃ楽にしてくれる、まさに「お任せできるロボット掃除機」なんです!!

いったんその楽さを経験してしまうと、他のロボット掃除機を使えなくなるような「Roborock S7 MaxV Ultra」。その優れた機能についてご紹介したいと思います!

ぱんだ㊙

なんかすごそう!

デイブ

ロボット掃除機で「当たり前だと思っていた不便」に気がつかされた1台でした!

本記事は、メーカーにレビュー用機種の貸し出しを受けて作成しています。

内容について一切の忖度などをしておらず、筆者の経験と知識に基づいて分析と評価を行い、記載しているものです。

最近のロボット掃除機のトレンドは「水拭き」&「自動ゴミ吸引」

最近、ロボット掃除機の進化ってすごいですよね。今までのような吸引だけをするモデルであれば、安価なものを含めて非常に手に入れやすくなってきています。中には、吸引だけではなく、水拭き用モードの両方を備えているモデルも増えてきました。

確かに、吸引だと細かいゴミまでは除去できるんですが、微小な埃やチリ、液体による汚れや人間の皮脂汚れのようなものは、いくら吸引力が強くてもキレイにできないんですよね。そのため、以前は私もロボット掃除機で埃やゴミを吸引したする前や後に、ウェットタイプのモップでもう一回掃除をしたりしていました。

モップがけ

最近は、比較的安価なモデルでも水拭きに対応したロボット掃除機が登場していますね。ほとんどのモデルが、ダストカップの部分に水タンクを設け、ダストカップ底部に取り付けた水拭き用のモップに水を染み出させて、それを床に押し付けながら掃除をすることで水拭きを実現しています。

また、充電ドックに自動ゴミ吸引機能を備えるモデルも登場してきました。充電ドック内に設けた大きめのダストボックスに、ロボット掃除機の小さなダストボックスに溜まったゴミを吸引して吸い上げることで、ロボット掃除機のダストボックスのゴミを捨てる手間を防ぐという機能になります。

これはアイロボット社の2019年3月発売のルンバ i7から導入が進んだ機能ですが、価格的にはちょっと高めのロボット掃除機でこの機能を備えるモデルも増えてきました。

「進化の結果、今まで見えていなかった不便が見えてきちゃった」問題

「水拭き・自動ゴミ吸引」の機能自体は便利でありがたいものです。しかし、これらの新機能が盛り込まれたことで、今まで気がついてこなかった、新しい不満や不便にもスポットライトが当たるようになってしまいました。

ロボット掃除機の新しい不満・不便
  • 水拭きしたいけど、そのためにはロボット掃除機のタンクを外して毎回給水しておく必要がある…
  • 水拭きができるようになったけど、カーペットやラグも水拭きしてしまう…
  • 水拭きが終わったら、毎回汚くなったモップを取り外し、洗って乾燥させる必要がある…
  • 毎回ダストカップ取り外すなら、自動ゴミ吸引機の意味がないのでは…

これ、いずれも便利な新機能が追加されたことで発生した「新しい面倒」、なんです。

自動ゴミ吸引や、水拭き機能自体は確実に良い機能で、使ってみても十分便利な機能なんですが、その機能だけじゃなくて、その機能を活用するシーン全体を捉えてみると、まだまだ改善の余地があるということなんですよね。

そして、これらの「新しい面倒」を特にお掃除前と掃除後のメンテナンスにおいて解決しちゃったのがRoborock社 S7 MaxV Ultraです。

ぱんだ㊙

便利な機能なのに、残念だよね…

デイブ

でも、そんな「新しい面倒」を解決しちゃったロボット掃除機が登場したんだよ!

Roborock S7 MaxV Ultraの主な特徴

まずは、Roborock S7 MaxV Ultraの外観とハードウェア、その主な特徴をチェックしてみます。

Roborock S7 MaxV Ultra:外観

Roborock S7 MaxV Ultraの外観はこんな感じです。見慣れたロボット掃除機本体の上に、結構目立つ箱が3つ並んでますね。簡単にスペックをまとめてみました。

本体内容
型番S7MU52-04(黒)
サイズ幅 35.3 cm × 奥行き 35.0 cm × 高さ 9.65 cm
重量約4.7kg
バッテリー14.4V/5,200mAh リチウムイオン電池
ネットワーク接続Wi-Fi(2.4GHz接続が必要)
本体充電時間約4時間
3way全自動ドック内容
製品型番EWFD02-04
サイズ幅 42.2 cm ×奥行き 50.4 cm × 高さ 42.0 cm
重量8.5 kg
定格入力電圧100-127VAC
定格入力ごみ収集時:9.5A
充電時:0.75A
定格出力20VDC 1.8A
充電バッテリー14.4V/5,200mAh リチウムイオン電池 

こうしてみると、確かに3way全自動ドックが結構大きいですね。ドックの前と上方に1mの空きスペースが必要なので、あらかじめ設置場所は確保しておくことをお勧めします。

我が家では、リビングとキッチンの間にあるカウンターの下に設置しました。水を汲んだり、汚水を捨てたりすることを考えると水回りの近くが便利だと思います。

ここまできた! 「3way全自動ドック」が画期的

以下に、一般的な水拭き対応のロボット掃除機との掃除前の準備と掃除後のメンテナンスで必要なタスクをまとめてみました。

タイミング従来のロボット掃除機Roborock S7 MaxV Ultra
掃除前・手動でモップを取り付ける
・手動で給水タンクに水を入れる
なし
掃除後・手動でダストカップのゴミを捨てる
・手動でモップを取り外して洗浄する
・手動でモップを干す
なし

いかがでしょうか! そう、Roborock S7 MaxV Ultraは基本的には掃除前も掃除後も何もやることがありません! これは便利ですよね!その代わり、自動で下記を全部やってくれちゃいます。

  • 自動ゴミ吸引器でダストカップを空に
  • 自動でモップをキレイに洗浄
  • 自動でモップ洗浄時の汚水を汚水タンクに移動
  • 自動で水拭き用タンクに吸水

では、そんなRoborock S7 MaxV Ultraがどのようにこれらのタスクを自動化しているか、実機で詳しくチェックしてみましょう。

Roborock S7 MaxV Ultra:3way全自動ドック各パーツ紹介

この、充電ドックの上に3つ箱が並んだのが「3way全自動ドック」です。左から「汚水タンク」「清水タンク」「ゴミ収集ボックス」が並んでいます。

汚水タンク・清水タンクのフタを開けるとこんな感じです。両方とも結構大きなサイズがコンパクトに収納されています。水を入れたり、汚水を捨てる際には付属の持ち手を使用します。

Roborock S7 MaxV Ultra:ゴミ収集ボックス

ゴミ収集ボックスの中には、シンプルな形状の紙パックが装着されています。

Roborock S7 MaxV Ultra:紙パックを引き出したところ

右側についているプラスチックのパーツを引っ張ると、同時に紙パックのフタが閉まる構造になっており、紙パック交換時にも埃がまわないようになっているのは良いですね!

本体内部のダストカップと水タンク

上記のように、Roborock S7 MaxV Ultra本体の方にも水タンク・ダストカップが付属しているのですが、3way全自動ドックがあるため、日常的にはこれらにタッチすること自体がありません。2週間くらい使用して、ダストカップをチェックしてみたのですがとてもキレイでした。

ぱんだ㊙

すごいね、ほんとお任せできちゃうんだね!

デイブ

フィルターの掃除は必要なんだけど、普段は全く触らなくてOK!

「ライト&カメラ+AI」によるナビゲーション精度がすごい

本体前面にはRoborock S7 MaxV Ultraの高度なナビゲーションを支える「ストラクチャードライト」と「カメラ」を備えています。

Roborock S7 MaxV Ultra:すトラクチャードライトとカメラ図
ストラクチャードライト&カメラの働き(画像引用:Roborock S7 MaxV Ultra公式ホームページより)
認識・回避家具・小物
障害物スリッパなどの履き物・コード・電源タップ・布類・ペットの排泄物・扇風機などの台・体重計・ちりとり
家具ベッド類・ソファ類(複数人掛け)・TVスタンド・ダイニングセット・トイレ(洋式)

このシステムは顔認証技術の原理を活用しており、部屋に設置してある上記の家具や小物などを瞬時に分析し、回避します。これ、ただ障害物として回避するだけではなく、どんな障害物なのかを「認識」して回避方法を決定しているところがポイント。

上記は実際に我が家の寝室を掃除した際のマップです。ダブルベッドが設置されているのはもちろんですが、押し入れからはみ出している布団袋は障害物として、加湿器の電源ケーブルは「ケーブル」としてしっかり認識して回避していますね。

Roborock S7 MaxV Ultra:マップ3D

また、こちらは隣のリビングの模様ですが、L字のソファの前にソファダイニングテーブル、そしてその反対側の壁にTVボードがあることもきちんと「ソファ」「テーブル」「TVスタンド」として認識していました。この認識の高さはびっくりです。

「高速振動対応モップクロス」がすごい

Roborock S7 MaxV Ultra:底面モップ

底面に取り付けるモップは、「高速振動対応モップクロス」と呼ばれています。なんと、ただ水拭きするだけではなくて、高速振動するようになっています。その振動回数はなんと最大毎分3,000回! 強力(3,000回/分)、標準(2,300回/分)、ソフト(1,650回/分)から選択できます。

さらに、床方向に600gの加重をかけながら拭き取るため、まさに手やモップで水拭きした以上に床がキレイになるんですね。この機構により、皮脂や花粉、コーヒーなどのしつこい汚れも強力に拭き取ってくれます。

Roborock S7 MaxV Ultra:底面モップめくったところ

高速振動対応モップクロスは、こんなふうに面ファスナーで簡単に着脱できるようになっています。

ぱんだ㊙

汚れたモップを触るのイヤだからこれはいいね…

デイブ

そもそもモップを触る回数が少なくて良いのがすごいんだよ!

全部お任せのモップ洗浄機能システムがすごい!

Roborock S7 MaxV Ultra:モップシステム

3way全自動システムはモップクロスの自動洗浄機能も備えています。上記は本体底部奥の写真ですが、ローラーにブラシがついているパーツが見えると思います。ここに水タンクからキレイな水を流し、ブラシが回転移動しながらモップを洗浄します。

写真左はコーヒーをこぼした後にモップ洗浄した際のモップの汚れですが、結構汚れまくってますよね。それが、モップ洗浄を行うと写真右のようにキレイになります。

通常の水拭き式のロボット掃除機は、まさに左のようなモップのまま帰ってきますので、すぐに外して洗剤などで水洗いしないと匂いが発生したり、次回の掃除にもこの汚いモップを使って掃除することになります。

Roborock S7 MaxV Ultraは、毎分600回転するブラシがモップの汚れをきれいにしてくれます。また、ここは非常に大事なポイントなのですが、モップ洗浄は掃除後だけでなく、掃除中にも決まった間隔で掃除させることが可能です。設定は、9段階あり、10~50分の5分間隔で設定可能です。

ぱんだ㊙

汚いモップで水拭きを続けるなんて…

デイブ

今までの水拭きロボット掃除機ってなんだったんだ…

メインブラシとサイドブラシにも工夫あり

ゴミを吸引するためのメインブラシやサイドブラシにも工夫が施されています。どちらもゴム製でできており、メンテナンスが楽です。

Roborock S7 MaxV Ultra:底面ゴムブラシ

特にメインブラシは、長い髪の毛が巻きつきやすい形状になっているため写真のような形でまとまり、捨てる際も「するする」「スポン!」といった感じで処理がしやすいのが特徴になっています。

AlexaやSiriとの連携で声でのコントロールが簡単!

Roborock S7 MaxV Ultraは、Alexa、Google Home、そしてSiriなどのスマートホームサービスと簡単に連携することが可能です。音声コントロールは、デバイスの設定ではなく、プロフィール画面からアクセスします(次項目のアプリ起動画面下右の頭のアイコンです)。

Roborock S7 MaxV Ultra:プロフィール設定

Alexaは、場所についてはマップで設定したものがそのまま使用できますので、スキルと連携をすればすぐに使用できます。Siriについては、右図のように「Roborock部屋別掃除」というショートカットにそれぞれの部屋名を紐づけたものを部屋数分用意する必要があるので、ちょっと面倒ですね。

AlexaおよびSiri(Apple Watch)で部屋別掃除を開始する模様を動画にしてみましたので、こちらも参照してみてください。Alexaの方が部屋別の掃除の指示は簡単に行えました。

「Roborock」アプリで設定できること

ここでは、Roborock S7 MaxV Ultraを便利に使用するために必須の「Roborock」アプリでできることをチェックしていきます。

アプリ起動画面&メイン画面

アプリを起動すると左の画面になります。「アクセス」をタップすると、右の地図の画面に移動します。これがメイン画面です。画面下の「すべて」「部屋別」「エリア」などを選び「掃除開始」をタップすることで任意のタイミングで掃除が可能です。

ここからは、メイン画面右上にあるハンバーガーメニュー(縦に3つ点が並んでいるアイコン)の中から主な設定内容をご紹介します。

複数の建物を管理できる「マップ管理」

Roborockアプリでは複数のマップを保存できますが、平屋だけではなく、2階建て以上のマップを保存できます。スムーズに認識されるために「家の階数」を選択して保存することが可能です。

障害物の検出・回避やカーペットの掃除方法を設定する

Roborock S7 MaxV Ultraは、障害物認識に「ReactiveAI」というシステムを活用しています。これらをオンにすることで、障害物の形状を正確に認識し、衝突回避を行なったり、ペットにぶつからないような動作を設定することが可能です。

また、Roborock S7 MaxV Ultraは、床材の違いを認識して対応を変更することができるのですが、カーペットを水拭きしないように4mmモップを持ち上げるか、あるいはそもそもカーペットを回避するか、また逆にジョイントマットなどの場合にしっかり水拭きさせるかなどを設定可能です。

掃除予約設定も柔軟に設定できる

細かい掃除予約もアプリから設定可能です。上の例では、「平日月・水・金は通常清掃、火・木はターボ清掃」「週末土・日は11時とちょっと遅めに掃除」といったように設定していますが、時間差で掃除エリアや部屋別の掃除を設定するなど、かなり細かい設定が可能です。

掃除後のメンテナンス作業も細かく設定できる

Roborock S7 MaxV Ultra:ドックの設定

掃除後に「3way全自動ドック」でのモップ洗浄やゴミ収集をどのように行うかも細かく設定できます。

いずれもデフォルトでは「自動/オート」に設定されていますが、これらを「ライト/クイック」にすることで、あまり大きくない部屋や汚れの少ない部屋でのモップ洗浄&ゴミ収集の時間を短縮することが可能です。

モップ洗浄およびゴミ回収の模様およびオートでの所要時間などは上記動画を参照してください!

その他機能も充実!

Roborockアプリでは、各消耗品のメンテナンスのタイミングも可視化されているので、これを目安に掃除や交換を行うことが可能です。

また、ナビゲーション音声も英語・日本語が選択できますが、さらに右図のように関西弁や博多弁、京都弁などを設定することが可能です。

デイブ

めちゃくちゃ高機能なんだけど、掃除をするだけならメイン画面だけですぐに実行できるのがポイント!

ぱんだ㊙

いったん好みの設定をしてしまえばほとんどアプリ任せにできちゃうね!

Roborock S7 MaxV Ultraで実機テストしてみた

実際にRoborock S7 MaxV Ultraを使ってダミーのゴミを吸引するテストを行なってみました。用意したゴミは、自宅でロボット掃除機の吸引テストを行う際に毎回使っている下記の内容となります。

テスト要項

Roborock S7 MaxV Ultra:ダミーゴミ
ゴミの種類重さ
コーヒーのカス(乾燥後)4g
細かい砂4g
紙ゴミ(色紙)2g
ウィッグをカットしたもの1g
合計11g

正直、この量はほとんどのロボット掃除機に対してかなりヘビーな内容になります。各ダミーゴミのチョイスの理由と、それぞれで確認したいポイントは下記の通り。

各ダミーゴミでチェックする内容について
  • コーヒーかすは軽いので、サイドブラシで吹き飛ばしがち=ナビゲーションの優秀さをチェック
  • 細かい砂=フローリングの溝に入り込むので、吸引力が弱いと残りがち
  • 紙ゴミ=大きめのゴミもちゃんと吸引できるかをチェック
  • ウィッグ=長い髪の毛をメインブラシがきちんと吸引できるか。メンテナンスは楽か

評価ポイントは、掃除時間、全体的なゴミ残りの量と、残ったゴミのバランス、その他気がついた点、などとなっています。実機テストの模様は、下記動画でご覧いただけます。

実機テストの結果

残ったゴミをチリトリとホウキで掃除エリアを含む周辺から集めてみましたが、残ったゴミはこんな感じになりました。

Roborock S7 MaxV Ultra:残ったゴミ
テスト項目結果評価
時間10分かなり優秀
ゴミ残りの量かなり少ないコーヒーかす、ウィッグ、紙ごみ、砂などが偏りなく残っている
気がついたこと・吸引力が強いためフローリングの溝に残りがちな細かい砂も少なかった
・エリア周囲→中を弓型に塗りつぶすように清掃という流れがスムーズ
・掃除が終わった後のモップ清掃とゴミ吸引の時間が長い

テスト結果は以上となります。まずはやはり掃除時間の速さと、ゴミ残りの量が印象的でした。同じ場所で過去も10台近いロボット掃除機の掃除テストを行なっていますが、10分はトップクラスに早いですね。

また、ゴミ残りの量も極めて少なかったです。さすが、5,100paというこれも最大クラスの吸引力のおかげで、エリア内のゴミは苦手な種類もなく、しっかり吸引していました。

Roborock S7 MaxV Ultraイマイチなポイント

ここまではRoborock S7 MaxV Ultraの良い点を挙げてきましたが、いまいちポイントも整理しておきたいと思います。3点ほどあります。

① 3way全自動ドックのせいで本体がかなり大きい

3way全自動ドックは非常に便利なのですが、その分設置面積も大きくなっています。電源や、水場の近くでこのような条件に会う場所があるかを事前にシミュレーションしておくことをお勧めします。

  • 幅 42.2 cm ×奥行き 50.4 cm × 高さ 42.0 cm
  • 前面および上方に1mの空間を確保する
Roborock S7 MaxV Ultra:3way全自動ドック設置条件
画像引用:3way全自動ドック 取扱説明書より

また、私も設置時に大変苦労したのですが、本製品は3way全自動ドック部分は分解せずにそのまま箱に入って配送されます。私でも一人では箱から出すのに非常に苦労しましたので、女性や高齢者など、力のない方が1人で設置するのは苦労されると思います。そういう場合は、家電量販店などの設置サービスを利用されることをお勧めします!

②自動モップ洗浄は便利な機能だがその分時間がかかる(約3分40秒)

モップ洗浄は、水拭きが終わった際、また掃除の途中でもアプリで設定した時間ごとに行われます(デフォルトは20分ごと)。

汚れたモップで水拭きをするのは逆効果なため、この仕様自体は他の水拭きだけを行なって、モップ掃除をしないロボット掃除機と比べればとても良い機能ではあるのですが、かなり丁寧に洗浄するため、時間がかかるというデメリットがあります。

実際に「モップ洗浄+自動ゴミ吸引」を行なった時間を計測したところ、合計で3分43秒かかりました。こちらも、動画に収録していますのでチェックしてみてください。

ハイエンドならでは…値段はかなり高い、けれども

Roborock S7 MaxV Ultraは、現在(2023年1月時点)での販売価格は実売価格162,800円となっています(Amazon、楽天市場、Yahoo Shopping、一部家電量販店など)。これは、高いのは事実です。16万円越えですからね!

でも、吸引力が5,100paあり、吸引・水拭きも同時に行ってくれて、モップもきれいにしてくれてゴミ捨ても最小限でお任せできてしまう3way全自動ドックが付属するモデルとなると、まさに他社のハイエンド機の上を行く、ハイエンド中のハイエンドモデルです。実際にごみ収集テストでもその性能は遺憾無く発揮されています。

それを考えると決して高くないと思います。

Roborock S7 MaxV Ultra 1日あたりのコスト
  • ロボット掃除機の耐用年数を約5年間として、5年間毎日掃除する場合の費用は162,800円 / 1,825日= 89.2円/日
  • ロボット掃除機の充電は、1日3時間充電として約3円
  • 消耗品費用は使用環境で異なるが年間約3,000円 = 8.2円/日
  • 1日の費用合計=約100円

いかがでしょうか。ラフラフな計算ですが、1日約100円で全部の部屋を水拭きしてくれて、かつモップやゴミの処理などメンテナンスがほとんど不要! と考えればリーズナブルだとは思います。

Roborock S7 MaxV Ultra:レンティオ

家電レンタルの大手、Rentioさんでは、Roborock S7 MaxV Ultraの貸し出しも行なっています。2週間で19,800円とこれもレンタル品としては高額なのですが、購入する前に、自宅でしっかり試したいという方は、こちらのサービスを利用するのも賢いと思います。

実は、Rentioさんの場合「途中でそのまま購入」というオプションもあって、購入総額は175,500円とちょっと高くなりますが、レンタル費用が無駄にならず、値引きされた価格(この場合155,700円)で購入できるというサービスもありますので、ぜひ検討してみてください。

YouTube動画(フルバージョン)を公開しました!

Roborock S7 MaxV Ultraの製品レビュー動画(フルバージョン)を公開しました。タイトルは釣りっぽくなっていますが、実際に使ってみて、従来の水拭き対応ロボット掃除機の不便や課題、また一番大きな「洗浄機能がないロボット掃除機は、汚れたモップで床を掃除し続けている」という大問題に気がついてしまい後悔している、と言うのは真実ですので、その点はご理解いただきつつ、ご視聴いただけますと幸いです!

Roborock S7 MaxV Ultraよくある質問

最後に、Roborock S7 MaxV Ultraに関して、ネットで検索されている質問や、私が実際に使ってみてわかったポイントをQ&Aにまとめましたので、ぜひチェックしてみてください。

Roborock S7 MaxV Ultraはスマートホンなしでも使用できますか?
スマートフォン無しでも、本体のボタンで掃除を行うことはできます。
ただし、見守り機能、掃除エリアや進入禁止エリアの指定、掃除モードの設定、遠隔操作などスマートフォンが無いとできない機能がたくさんありますので、スマートフォンありでご使用いただくことを強くお勧めします。
Roborock S7 MaxV Ultraの名称を変更することはできますか?
可能です。Roborockアプリを起動した後、右上の「…をタップし、「一覧表示」を選択します。その状態で、名前を変更したいRoborockを長押しすることで「名前の変更」メニューが現れますので好きな名前をつけられます。音声コントロールしたい場合は呼びやすい名前をつけると良いでしょう。
Roborock S7 MaxV Ultraにはモップ乾燥機能は付いていますか?
海外ではモップの自動乾燥アクセサリーが販売されていますが、日本では未発売です。
Roborock S7 MaxV Ultraのライブカメラをオンにするにはどうしたら良いですか?
本体の「充電ボタン」「電源ボタン」「スポット掃除ボタン」(上面にある3つのボタン全て)を音声案内があるまで同時に長押しすればOKです。次に、Roboroxアプリでパターン認証によるパスワードを設定すれば(推奨)、以降Ropborockアプリの地図画面でカメラのアイコンをタップするとライブ映像がみられます(充電中を除く)
水タンクにクリーナーを入れて水拭き掃除をすることはできますか?
できません。特に泡を発生されるクリーナーはフィルターを詰まらせるため故障の原因になります。
Roborock S7 MaxV Ultra
 (4.5)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA