キャンプ・デービッド

同情するならコアをくれ…CINEBENCH R15で改めて自分のPCの遅さに絶望してみた

 

こんにちは、デイビッドのキャンプでございます。

昨年はSONY α6500アクションカメラの導入により4K(3820x2160ピクセル)でのビデオ撮影環境が整い、「これからは4Kでしょ」とばかりに、何個か試しにvlog(ビデオログ)なども撮影するようになってきたのですが、撮影につきものの編集で色々課題があることがわかってきました。

ビデオ編集は、自宅でも会社でも行うのですが、それぞれのスペックは下記のとおりです。

自宅PCスペック

2012年にドスパラで購入したBTO PCです(IvyBridgeってやつですね)

CPU Intel Core i7-3770
コア・動作周波数 4コア8スレッド 3.40GHz
OS Windos 10 64bit Home
グラフィックボード GeForce GTX 660
メモリ 16GB

 

なんか、もうすでに「そんな装備で大丈夫か?」って感じのスペックですが、今回はどれくらい無理なのかをきちんと把握する、という記事になります…

4Kのビデオ編集って大変だわ…

私はAdobe Premiere Pro CCという、ビデオ編集のプロの方も使用するソフトを使っています。ソフトウェア自体は4K編集まったく問題ないのですが、いわゆるハイビジョン(1080p 1920x1080ピクセル)で編集していたときと4Kを扱うときでは、編集の快適さや書き出し(レンダリング)時間がまったく異なります。

 

先程掲載したムービーは、全体で3分32秒の長さの4K動画です。Adobe Premiere Proのプロジェクトはこんな感じで、結構シンプルな作りになっています(カラーコレクションのために調整レイヤーを使っています)。

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で、このプロジェクトの書き出し設定がこちらです。コーデック「H264」、プリセット「YouTube 2160p 4K」というYouTubeに4K書き出しする際の基本的な設定になっています。

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このプロジェクトを書き出ししてみたところ、

  • 19分26秒(実時間比:5.5倍

と、ちょっとやってられない結果になってしまいました。「こりゃ、やっぱりマシン買い換えるしかないよな…」という結論になったのですが、財務省 a.k.a 奥様の許可を得るには、明確なデータの提示が必要になります。

 

敵を攻略するためには、まずベンチマークだ!

そこでベンチマークソフトを活用してデータを積み上げることにしました。動画編集、とくに書き出しには、実はAdobe Premier ProではGPUはあまり活用されず、CPU性能が大きく左右することがわかっています。

 

そこで今回は、独MAXSON社が無償で配布している、CINEBENCHというベンチマークソフトを使用してみます。MAXXONは、CINEMA 4D(シネマフォーディー)という3次元CGソフトの開発・販売を行っている会社です。

 

同社が提供するCINEBENCHは、同CINEMA 4Dで使用されているグラフィックエンジンを搭載しており、OpenGL(グラフィックボードの描画性能)と、CPUテスト(シングルコア・マルチコアでのメインプロセッサの性能)を数値で把握することができます。

 

CHINEBENCH R15をインストールするよ!

1 ダウンロード

CHINEMABENCHのソフトウェアは、MAXSON社のCINEBENCHページからダウンロードできます。

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Windows版(.zip形式)とMac版(.dmg形式)がありますので、必要な方のボタンをクリックしてください。

2 ファイルの解凍(Windowsの場合)

Windowsの場合、ダウンロードされた「CINEBENCHR15.038.zip」というファイル(2018年008月16日確認)を解凍すると、下記のようなファイルを入手できます。

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赤で囲ってある、「CINEBENCH Windows 64 Bit.exe」が実行ファイルです。インストールは不要です。

3 起動~オプション設定

CHINEBENCHを起動すると、下記のような画面が表示されます。

まず、いきなり画面左上の「FILE」メニューをクリックし、「Adbanced Benchmark」を選択しましょう。これで、CPUのテスト項目に、①マルチコア全体でのスコア、②シングルコアでのスコア、③その倍率が追加されます。また、OpenGLの方のテストにも、④リファレンス性能との比較項目が追加されます。

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4 ベンチ開始

それぞれのテストを個別に行うには、各テスト項目の右にある「Run」ボタンをクリックすればOKです。

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しかし、何度も実行ボタンをクリックするのが面倒な場合は、Runボタン左側のチェックボックスをすべて✔した状態で、「FILE」メニューから「Run all selected tests」を選択してください。すべてのベンチマークメニューを連続してテストできます。

 

■OpenGLベンチ中の画面

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■CPUベンチ中の画面

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 わかってはいたけど、悲しい現実を突きつけられる結果に…

■現在のマシンのCINEBENCH結果

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「619 cb」という数字だけだと、そもそも他のCPUと比較してどれくらいのスピードなのかわかりませんので、そういった数値をまとめて公開してくれているサイトで確認します。今回は、「MAXON Cinebench Ranking Benchmark Results R15 Scores Database」というサイトを参照しました。

 

上記URLにアクセスし、リスト右端の「CPU Score Multi 15」をクリックして値を降順でソートしてみます。AMD EPYCとか、INTEL XEONなど、なんかすでに化物CPUとの10倍近い性能差に恐れおののきながらも、ページをめくって「619」がどれくらいの位置にあるのかを探してみます。

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ありました! 46ページ中、24ページ目の真ん中くらいに…INTEL i7-950って、2009年発売のCPUなんですけど…

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これだけでも、すでに相当遅いことがわかりました。まぁ、すでに5年以上昔のPCですし、今回の目的(ビデオ編集・書き出し)だとCPU性能、特にコア数とクロックがもろに結果に影響をおよぼすので、ゲームとは違い、グラボをグレードアップするだけでは改善しないことはよくわかっています。

新しいマシンを検討中…この時期が一番楽しい♪

客観的にも、今のマシンが遅いことは思いしれたので、ではどんなマシンにしようかと思っているのですが、今のところ第1候補は、夢は大きくCore i9 7900X搭載モデルです。今回、こだわりたいのは2桁以上のコア数です。なんか、どこからか「10コア未満はPCにあらず」という神の声が聞こえてくるのです…

10コア20スレッドとコア2桁超えの同CPUのCINEBENCHスコアは2350、いきなり今使用しているPCの4倍高速です。もちろん、4K動画の書き出し速度に直結するわけではないと思いますが、大幅な性能向上を期待できます。でも、BTOで35万円超えなんですよね…

また、AMD Ryzen、特にThreadrippoer 各モデルの高性能ぶりも聞こえてきており、12コア24スレッドの1920Xだと30万円くらいで組めるので、こちらも検討しています。

 

(2018年8月16日追記)今は第2世代Ryzen Threadripper 2950Xを狙ってます

上記では「Core i9 7900X」をターゲットにしている、と書いていましたが、現在の第1候補は2018年8月30日に販売開始されるAMD Ryzen Threadripper 2950Xです。2990WXと違い、比較的素直なベンチマーク性能を見せてくれていますし、価格も899ドルと手頃(?)なので、非常に期待しています。


Cinebenchも軽く3,188を(IT Mediaレビュー記事より)叩き出しており、現状のマシン(619)の5.15倍!これは絶対買います。買いますとも!(2018年4度目)

(追記ここまで)

 

多分、少なくとも4年~5年くらいは使いたおすメインマシンなので、いろいろなキャンペーン情報なども調査しつつ、近日中に購入したいと思います。そうしたら、また実機でのベンチマークや書き出し時間など、ご報告させていただきたいと思います。 

(追記2)その他のCinebenchスコア掲載記事

他にも2つの記事でCinebenchスコアを計測していますので、合わせてご参照ください。

ALIENWARE Aurora R7(Intel Core i7 8700K 6コア12スレッド 3.99GHz + NVIDIA GeForce GTX 1080 Ti)でのCinebench結果です。

こちらは、Dell XPS 15(Intel Core i7 7700HQ 4コア8スレッド 3.80GHz + NVIDIA GeForce GTX 1050)でのCinebench結果になります。

 

さて、今日もここまで読んでいただき、ありがとうございました。よろしかったら、こちらから読者登録していただけると嬉しいです。それでは、また!