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SIRUIのミニ三脚「3T-35K」製品レビュー:小型2Wayでしっかりした造りがGood

SIRUI ミニ三脚 3T-35K

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SIRUIのミニ三脚 3T-35Kはポールヘッドの締め付けが絶妙

ども、Daveでございます。今日は、ずっと以前から欲しかったのですが買い時を逃していた、SIRUIというメーカーのミニ三脚を買いましたので、ご紹介したいと思います。

SIRUIとは?

SIRUIシルイは、中国 広東省中山市で2001年に創業した。カメラ用の三脚や雲台うんだいの 開発、製造を行うメーカーで、2006年に自社技術による製品開発、製造を開始した時に自社ブランドとして立ち上げたのが「SIRUI」です。

約13年前の当時は、まだ中国企業でカメラアクセサリーを製造しているメーカーの評判はあまりよくなかったのですが、SIRUI製品は工作精度を含め、全体のクオリティや質感が高く、高性能でかつ価格も安いということで、徐々に日本市場でも受け入れられ、いまでは非常によく知られて親しまれているメーカーになっています。特に、三脚・一脚、その上に乗せる雲台で評価が高いです。

SIRUI ミニ三脚 3T-35Kの特徴

SIRUI ミニ三脚 3T-35K

今回購入した3T-35Kは、いわゆる「ミニ三脚」というジャンルの製品です。収納時のサイズは、長さ23cmと非常にコンパクトです。

三脚部分だけでなく、雲台と呼ばれるカメラを乗せる部分と、雲台からのつけ外しを簡単にしてくれるクイックリリースと呼ばれる小さい部品もセットされています。そのため、クイックリリースをカメラの下に取り付ければ、すぐに使用できるのがありがたいです。

SIRUI ミニ三脚 3T-35Kの使い方

SIRUI ミニ三脚 3T-35K

まず、ミラーレス一眼レフを装着して、三脚の状態で使用しているシーンがこちらです。収納時は、三脚の脚にあたる部分は部分は持ち手の方向に跳ね上げられて一体化しています。これを開き、台座部分をひねると、脚がしっかり固定されます。

SIRUI ミニ三脚 3T-35K

台座部分をアップにしてみました。この円形のパーツをひねることで、脚がストップしたり、そのまま折りたためたりします。簡単な仕掛けですが、着実に固定でき便利ですね。

SIRUI ミニ三脚 3T-35Kの同梱物

三脚本体と雲台はすでに装着された状態で届きます。

SIRUI ミニ三脚 3T-35K

他には、右から取扱説明書と保証書、カラビナ、調整用六角レンチ、ショートセンターコラム、クイックリリース、それらのパーツ類を収納可できるナイロン製の袋が付属します。3T-35Kには、長さを調整できるセンターコラムと呼ばれるパーツが取り付けられていますが、これをショートセンターコラムと換装することで、さらにコンパクトにそして軽量に持ち運びできるようになります。

SIRUI ミニ三脚 3T-35K

さらに、三脚や上記同梱物も一緒に収納できるケースも付属します。細かいところまで、よく考えられたアイテムだというのがわかりますね。

SIRUI ミニ三脚 3T-35K購入の理由:手持ち&卓上で活躍

冒頭で、以前から欲しかった、と申し上げましたが、その理由はちょっとこの写真を見ていただきたいと思います。

SIRUI ミニ三脚 3T-35K

これは、カメラの下に「ゴリラポッド」と呼ばれる、別の三脚を取り付けている状態です。「ゴリラポッド」との特徴としては、ご覧のように、関節部分が自由に曲げられるので、こんなふうに湾曲させて自撮りの際の顔とレンズの距離を話したり、なにか棒状のものに足を巻きつけて固定することで自由なアングルでの撮影を可能にしてくれるアイテムです。

このスタイルは非常にメジャーになり、いわゆるvlogブイログを撮影するYouTuberはこぞってゴリラポッドを購入していました。

ゴリラポッドの耐荷重は3kgなので、数値上はミラーレス一眼レフカメラを搭載しても大丈夫なのですが、やはり強度に問題があって形が勝手に変わったり、三脚形式で使用する時に水平が取りにくかったりして、課題も結構あったのです。

SIRUI ミニ三脚 3T-35K

そこで、3T-35Kの登場です!コンパクトでありながら、アルミニウムによるしっかりした作りと、優れた雲台のおかげで、ゴリラポッドでのマウントに比べると安心感が全く異なります。

外出先では手持ちになりますが、自宅ではテーブルの上に三脚を置いて、そこにカメラをセットしていました。

SIRUI ミニ三脚 3T-35K

私は、これもネットで情報を見つけたのですがマイクスタンドを活用して雲台を取り付け、その上にカメラをセットしていました。マイクスタンドのねじと、三脚ねじ穴のサイズは異なるのですが、下記のような変換コネクタが販売されているので、簡単にマイクスタンドをカメラ用三脚として活用できます。

ただ、マイクスタンドは重くて場所を取るので邪魔だなぁと思っていたのですが、ここに3T-35Kという、手持ち・卓上両用で使えるミニ三脚が登場したのです!

SIRUI ミニ三脚 3T-35K

じゃーん、全く問題ありません。非常にしっかりしていて、ちょっと押したりしたくらいではビクともしません。素晴らしい! この状態で、25.7cm~34.2cmまで高さを調整できます。

SIRUI ミニ三脚 3T-35Kのおすすめポイント:雲台の精度が素晴らしい

SIRUI ミニ三脚 3T-35K

SIRUI製品は工作精度が高いと申し上げましたが、特にこの3T-35Kで強調しておきたいのは、雲台部分のボールヘッドと、それを固定するボールヘッド固定つまみの操作感です。

この固定つまみを緩めることで、雲台部分がくるくると自由に動き、締めこむことでその場でしっかりカメラの角度が固定されるのですが、ボールヘッドの回転が非常にスムーズである程度締め込んだ状態で、手に摩擦を感じながら角度を調整するのが非常にやりやすいです。

そして、そこから完全に固定するべく、ぐっとつまみを締め込むわけですが、滑り止めの工作が施されたこのつまみと、力を入れやすい構造が相まって、必要な硬さでびったりと固定できるように工夫されています。これが、本当に素晴らしい! ぜひ一度、締め込んだり、緩めたりしていただきたいです。本当に信頼がおける雲台に仕上がっています。

私は、SONY α7IIとTAMRONのレンズの組合せで、約1.8kgのカメラを乗せて使っていますが、この重さであれば、全く不安なく固定できます。これが、ゴリラポッドから移行した一番嬉しいポイントになります。

SIRUI ミニ三脚 3T-35Kがいまいちなポイント

かなり素晴らしい完成度なので、ほとんどいまいちポイントはないのですが、唯一上げるとしたら重さでしょうか。ゴリラポッドの場合、もし雲台を使用せず、カメラに直に取り付ける場合、重さはたった243gしかありません。一方で、3T-35Kは391gありますので、約150gの差があります。

150gというと、文庫本1冊くらいの重さなのでそんなに違わないと思うかもしれませんが、自撮りモードで使用する場合、体から離れた位置でカメラを自分に向けて構えることになります。軽く伸ばした手で支えることを考えると、文庫本1冊は見過ごせない重さです。

一方で、カメラの真下に、垂直方向に長い重りがぶら下がっているとも考えられるわけで、手振れ防止といった観点からは、多少の重さの増加はメリットでもあります。非力な方だったり、連続して長時間自撮りをしなければならない人以外なら、3T-35Kをお勧めします。

SIRUI ミニ三脚 3T-35Kレビューまとめ

今回は、ついに購入したSIRUIのミニ三脚 3T-35Kのレビューをお届けしました。小型・コンパクトながら非常にしっかりした造りの三脚に、優れた雲台との組み合わせということで、人気の出る理由がよくわかる三脚でした。自撮りや、テーブル上での撮影などに活躍してくれると確信しました。それでは、また!

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