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さよならSoundBuds Slim+…ゆるしておくれ
先週末から、出張や外出が結構多かったので気をつけていたのですが、ついにやってしまいました。そう、愛用していたANKERのBluetoothイヤホン、SoundBuds Slim+をどこかで紛失してしまいました…昨年の12月にこんな記事を書いていたとおり、いつもはキャリングポーチをバッグに装着して、定位置を決めて持ち歩いていたのですが、バックの移動が面倒で、単体で持ち歩いていたさなかの紛失でした…しょぼん。
2日間位、もしかしたらどこかから出てくるかもしれないと思い、iPhone 8 Plusに付属するLightning対応の純正イヤホンを使っていたのですが、ストレスたまりまくりでBluetoothイヤホンの購入を決意しました。ストレスの中身はこの3点です。
- 装着感の悪さ:耳穴にのっかっているだけで刺さっていないので、同頑張ってもフィット感を得られませんでした。フィット感が悪い=音質も悪いのでダメダメでした
- 絡みまくりのケーブル:コートの脱き着や、バックの上げ下ろしのたびに、iPhone 8 Plusとイヤホンの取り回しを考えなければならず、非常に面倒でした
- 使用時に充電できない:これも、忘れかけていたLightningコネクタのみになったiPhoneの不便さをがっつり思い出させてくれました…なんだかなぁ。
SoundBuds Slim+は本当にいいイヤホンで、買い直すことも考えたのですが、せっかくなら前から気になっていた、フルワイヤレス(左右独立型)のBluetoothイヤホンを試したくなり、ついに購入してしまいました。
じゃーん!それはANKERのサブブランド、ZOLOのLiberty+です! 箱はこんな感じです。
ZOLO Liberty+を選択した理由
もちろん、ZOLO Liberty(無印)やApple AirPods、SONY WF-1000Xなども考えたのですが、総合的なバランスの良さと、ANKERへの信頼度からLiverty+をチョイスしました。Liverty+の主な特徴はこんな感じです。
- バッテリー:本体3.5時間、充電ケースとの組み合わせで最大48時間動作
- 周囲音取り込み:どちらか片方のイヤホンを3秒間以上長押しすることで、周囲の音を取り込んだり、遮断したりと切り替えることが可能
- 接続性:PUSH AND GO機能により、充電ケースから取り出すたびに自動で接続し、充電ケースに戻せば接続解除
- イコライザー:下記の専用アプリを使用することで、ジャンルに合わせた音質効果を得られる
- 紛失防止機能:イヤホンのどちらかと遠くに離れそうになると、アプリが通知でしらせてくれる
上記は、いずれもLiverty+だけの機能なので(もちろんSoundBuds Slim+にもない)、とても楽しみです。
さてこちらが、箱の中身です。真ん中上が充電ボックスとイヤホン本体ですね。イヤーカップもイヤーピースも豊富に付属しています。ZOLOのブランドカラーにマッチする黄色いUSB充電ケーブルは布素材で覆われていて、いわゆる「こたつの電源」みたいな感じです。黄色っていうのがかっこいいなぁ。
充電ケースへの装着状況はこんな感じ。当たり前かもしれませんが、右耳用のイヤホンがケース右側に、左耳用がケース左側に収納します。これ、ポケットの中などでぐるぐる位置が入れ替わった後なんかに迷わなくて便利です。
実際に装着したところがこんな感じです。意外と、耳からのはみ出しは大きく感じません。
装着してみた感想(使用開始2日目)
充電ケースに高級感あり・技あり
充電ケースは金属製で高級感があり、触るとひんやりします。正面にLEDの小さなインジケータがついていて、充電ケース自体の充電状況がわかるようになっています。「PUSH AND GO」はしっかり機能していて、充電ケースからイヤホンを取り出して、左右の耳に装着している間にもうスマホとの接続は完了しています。充電ケースに戻すだけで接続も自動で切れるので、一度も「接続」を意識することはありませんでした。SONY WF-1000Xをソニーストアで試した時に感じた、特に左のイヤホンの接続されない、遅延するなどの状況もなく、その点もGoodだと思います。
バッテリーの持ちはカタログスペック通り
3.5時間で本体のバッテリーが切れてしまうのは、前に使っていた商品から約半減するので、ちょっと心配していましたが、移動や休憩のタイミングなどでこまめに外して、定位置である充電ケースに戻すのは億劫には感じませんでしたし、良い区切りとなってくれました。
周囲音取り込み機能の便利さに驚く
これは特に実際に使用しなかったら、その価値を十分に理解できなかったと思うポイントです。左右がつながっているBluetoothイヤホンを使っていた時は、お店や電車のかなでアナウンスを効く時は、主に右耳のイヤホンを外して周囲の音を聴けるようにしていました。
しかし、Liverty+は、周囲音取り込み機能をアクティブにすることで、簡単に周囲取り込み音を抑える機能を備えています。フルワイヤレスのイヤホンの場合、耳から外すと単体の塊なので、ポケットや、カバンにしまうしか無いのですが、こうすると紛失の危険性がぐっと増します。いくら紛失防止機能を備えていたって、なくさないことが最重要ですよね(涙)。
やはり実際体験してみないとわからないなぁ、と思ったポイントは、周囲音取り込み機能があるので、どこでも一切Liverty+を外す必要がない=紛失の恐れがないというものです。この機能、ありがたいことに無音時(何もBluetoothで再生していない)も、周囲の音声がちょっと増幅されるので、とても便利です。まるでおしゃれ補聴器です!(これは怒られるか…)。
実際に、今日マクドナルドで役に立つことがありました。3列あるレジの左端で会計して、「右に寄ってお待ち下さい」と言われたのですが、多分私の勘違いもあり、右端のレジのさらに右のスペースで待ってました。結構うるさいカウンター前だったのですが、ぼんやりまっていたのに、左端のレジからの呼び出しが聞こえました。これつけてなかったら、聞こえてなかったと思います。
音質もなかなか良いです
音質は、まだ使用開始したばかりなので評価ができる段階ではないのですが、装着した瞬間から中音~低音厚めの楽しい音を鳴らしてくれました。上述の専用アプリの「イコライザー」メニューで好きなジャンルを選択でき「Pops」「Jazz」や「EDM」などを選ぶことでしっかり音質が変化していました。1つだけ、周囲音取り込み機能使用時は、風が強いとマイクで風切り音が増幅されてしまい、ちょっと耳障りだったことを記載しておきます。
結論:フルワイヤレスのBluetoothイヤホンの良さを満喫できる良品
興味はあったものの以前の製品を気に入っていたので、フルワイヤレスについてはそんなに魅力を感じていなかったのですが、Qi対応ワイヤレス充電器と同様、使ってみないとわからないことってあるんだなぁ、と思いました。もし、未体験の方が入れば、一聴の価値ありです!それでは、また!
一ヶ月使ってみた
今日は3月18日で、ちょうど購入してから一ヶ月、ほとんど毎日使用していたので、追記をしてみたいと思います。
- バッテリーの持ちは今の所全く問題ありません。長期の旅行などはなかったのですが、ケースを充電せずに2日間使用した時が2回くらいありました。連続して4時間くらいで電源が切れ、ケースに戻し、また再装着で対応できています。
- 音も、相変わらずご機嫌です。使用者の耳がキャリブレートされている可能性もなきにしもあらずですが、ともかくなんでも楽しく鳴らしてくれます。
- 「左右の途切れ」や「右だけ聞こえる問題」などはほとんど発生しません。他の安価な機種では結構障害報告があるようですが、本製品は非常に安定しています。なんかのきっかけで左右が若干ずれるときもありますが、ちょっと経つと自動的に補正されるようです。
- 接続できなくなった時、ケースに戻すしかないのはちょっと不便ですが慣れました。スマホ本体の方で一時的にBluetoothが切れたとき、イヤホンをワンクリックしても接続が再開しないときがたまにあります。そんな時、イヤホン側では何もできないので、ケースに収納して再度取り出すことで再起動します。電源スイッチがなく、取り出したらすぐ使える仕様になっているので、ここは仕方ないですし、普通に使っている時にはほとんど発生しないので、大した問題ではないと思います。
- 周囲音取り込み機能は大活躍してます。ただし、風の強い屋外だと、マイクが風切り音を盛大に払うので、室内専用ですね。買い物や、ホームや電車の車内でアナウンスを聞くのに超便利です。
以上、一ヶ月経過時の追加インプレッションでした。いやぁ、優秀、優秀!満足しております。いい買い物をいたしました!