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【レビュー】Anker Soundcore Liberty 2 Pro:Ankerの最上位完全ワイヤレスイヤホンは「音の香箱蟹」だった!

デイブ

ども、デイブです。今日はANKERアンカーの最新・最上位のBluetooth完全ワイヤレスイヤホン「Soundcoreサウンドコア Libertyリバティー 2 Proプロ」をレビューします。

ハードウェア・ソフトウェア両面で新しい試みを意欲的に取り入れるなど、意欲的な製品に仕上がっていますよ!

ぱんだ㊙

今回のレビューでは、1週間くらい使用してみた感想を交えて同イヤホンに詰まった魅力の数々をお届けしたいと思います!

完全ワイヤレスイヤホンの最新状況とSoundcore Liberty 2 Proの位置づけ

最近イヤホンでメジャーになってきたのが、Trueトゥルー Wirelessワイヤレス Stereoステレオ(以下TWS)=完全ワイヤレスステレオシステムというジャンルです。

具体的な製品としては、最近発売開始されて話題になっているApple AirPods ProSONY WF-1000XM3、またAnker製品であれば同社のSoundcore Liberty Neo(第2世代)や同 Soundcore Liberty Air(第2世代)などが有名ですね。

最新Soundcoreシリーズ比較表

今回発売されたSoundcore Liberty 2 Proは、AnkerのTWSの中でも最上位機種に位置づけられており、下記のような特徴を持っています。


Anker Soundcore Liberty 2 Proの特徴
  1. 高音質プロトコル対応:Bluetooth 5.0に対応し、SBC、AACに加えて米Qualcomm社のaptX audioプロトコルに対応し高品質な再生が可能
  2. 独自の同軸音響構造AACA採用:バランスドアーマチュア (BA型)ドライバーとダイナミック型ドライバーを同軸上に配置。高音と低音が高度に調和した臨場感溢れるサウンドを実現
  3. HearID機能搭載:Soundcoreアプリ上で特定の周波数帯域における音の聞き取りやすさを測定し、あなただけのHearing Profileを自動で作成
  4. 最大32時間の長時間再生&ワイヤレス充電:イヤホン本体が満充電の状態で最大8時間、付属の充電ケースを合わせて使うと、最大32時間の音楽再生ができます。また、わずか15分間の充電で約2時間の音楽再生が可能。ケースはワイヤレス充電可能

この中でも、私が非常に興味を惹かれたのが上記2番めのハードウェア構成ですね。構造みてちょっとよだれがでそうになったので、詳しく解説しますが、もし興味なかったら次の項目までジャンプしちゃってください。

通常の箱型のスピーカーだと、音を鳴らす部分はまさに「スピーカーユニット」と呼ばれます。丸くなっていて振動するザ・スピーカーな部分ですね。

で、イヤホンの場合は音をならす部分が小さくできており「ドライバー」と呼ばれます。高音質を追求するイヤホンの場合、複数のドライバーを組み合わせることで、ユニットの小ささをカバーします。

BA型とダイナミック型の組み合わせはメジャーな組み合わせで、例えば先日レビューしたSIMGOT EM2もまさにこの組み合わせですが、ドライバは別個に配置されており、それぞれの音がミックスされたものが耳穴に放出されます。

SIMGOT EM2ドライバーユニット

ところが、このSoundcore Liberty 2 Proはとんでもないことをやってのけてます。

この、パッケージをぱたぱたと開けたところででっかく説明しているんですが、ACAA(Astoria Coaxial Acoustic Archtecture=アストリア同軸音響構造)と呼ばれる独自の構造を採用しており、真ん中にバランスド・アーマチュアのユニットを(ウィスキーのフラスクみたいな細いやつです)、そして周囲に丸いダイナミックドライバーを完全に同軸に配置してるんです!! これすごいんです!

これ考えるのは簡単ですよね、元々箱型のユニットと、丸いものを配置するときに同軸上にまとめるとすると、こうやって設計することを思いつく設計者は多いでしょう。そもそも音は波なので、2ドライバーから出る波を左右から放出して真ん中でぶつけるよりは、同じ軸からまっすぐに放出したほうが良いに決まってます。

そして波だからこそ、前のドライバーに後ろのドライバーから放出される波がぶつからないようにするには、こうするしかありません。

でもこれ簡単じゃないんです。BA型のドライバーが得意とする中高音部、ダイナミック型が得意な低音部の音を1つに調和させるためには、通常はダイナミックの円部分はもっと小さくなりますし、BA型の部分はもっと大きなサイズになるはずなんです。それを、このバランスでしっかり実現しているのはすごいです。

この同軸2ユニットイヤホンという構造自体は世界初ではないんですね。すでに、2016年にDynamic Motion「DM200H」が開発したモデルが世界初です。ですが、同モデルは発売時の価格は約3万円、このSoundcore Liberty 2 Proは約1.4万円とそれを安価に、そして完全ワイヤレスイヤホンで実現したというところにAnkerの本気を感じました。

デイブ

超小型・高出力を実現したGaN(窒化ガリウム)採用のUSB充電器など、Ankerのこういう挑戦、私は大好きです

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Soundcore Liberty 2 Proはパッケージから高級感あります

す、すいません思わず興奮してしまったので前置きが長くなりました。早速開封していきたいと思います。

さすが最上位機種ということで、パッケージも上質です。蓋の部分はマグネットで止まっているのですが、表面にも音の波を表す波紋のような模様が細かく施してあって非常に高級感があります。

本体は上記のように充電ケースの上蓋をスライドさせることで中にアクセスできるようになります。この姿を始めてみたとき「香箱蟹 a.k.a. せいこ蟹」を思い出したのは私が越前蟹の名産福井県出身だからでしょうか。

ドライバユニットのアップです。後述のソフトウェアの項目でご説明しますが、左右のユニットには静電タッチ式ではなく、物理的な操作ボタンが付属します。

装着感向上のために、耳穴に挿入する部分にはイヤーチップが、そして耳たぶの部分にはイヤーウィングがあり、下記のように様々なサイズが同梱されています。

イヤーチップ(XS / S / M / M+ / L / L+ / XL各ペア)とイヤーウィング(S / M / L各ペア)、USB Type-A to Type-Cケーブルが付属します。そう、ケースはUSB Type-C充電なのもポイント高いですね。

背面に、ゴムカバーで保護されたUSB Type-Cポートがあります。イヤホン本体だけで最大8時間、本充電ケースを合わせて使えば、最大32時間の連続再生が可能なのは素晴らしいです。

Soundcore Liberty 2 Proの接続は簡単です

パッケージの中に、イラストで接続方法を説明した半透明なシートが付属しますが、コレ観て分かる人の方が少ないような…

接続はパッケージから取り出した状態で、iOS(左)やAndroid(右)で「設定」アプリを立ち上げ、Bluetoothメニューをタップします。

「Soundcore Liberty 2 Pro」が検出されたらその名前をタップして選択するだけで接続できます。それ以降は、充電ケースにしまうと接続が切れ、またケースから取り出すだけで勝手に再接続されますので簡単です。

本製品はマルチペアリング非対応です。一度接続したあと、他のスマホに接続させたい場合は、上記の操作を行い、元接続していたスマホのBluetoothメニューから登録したプロファイルを削除してください。その後、別のスマホともペアリングできるようになります。

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Soundcore Liberty 2 Pro装着方法と装着イメージ

Soundcore Liberty 2 Proを装着した状態はこんな感じです。イヤーウィングを上にして、下から上に軽くひねるようにして耳穴に挿入するとスムーズに装着できますね。

ドライバーの重さは、イヤーウィング・イヤーチップを装着した状態で8.3gと比較的思い法ですが、イヤーウィングのおかげでしっかり固定されるので、外れてしまうような心配はありません。

アプリ「Soundcore」の2大機能について

Ankerの純正アプリ「Soundcore」は iOS版 / Android版 ともに対応するモデルと接続することで様々な設定や音質調整などが可能です。特に、Soundcore Liberty 2 Proでは「HearID」という、個々人の耳の聴力を計測し、それに基づいて音質を調整する機能を備えています。また、前述の物理ボタンでの操作設定も行えます。

HearIDによって「あなただけのカスタマイズ」が可能に

HearIDでの調整方法は非常にユニークです。Soundcoreを起動し、 Soundcore Liberty 2 Pro と接続します。

左下にある「イコライザー」をタップすると、右の図のように、上部に「イヤホンをパーソナライズ」というメニューがあります。これがHearIDの設定の入り口になります。

年齢や、テストを行う環境、テスト方法などのインストラクションの後で実際のテストが開始されます。

左耳・右耳の順番で、7つの音域それぞれで何回か、音量を変えた音が再生されます。「聞こえている間、ボタンを押し続け、聞こえなくなったら離す」というまさに聴覚検査のようなテストになっています。最後に、左・右それぞれの音域で聞こえづらいところが持ち上げるようなイコライジング結果が表示されます。

私50歳ですが、まだ聴覚の衰えは無い模様でほっとした反面、実際の効果はちょっと確認できませんでした。

左右物理ボタンの動作もカスタマイズ可能

先程のSoundcoreアプリの画面で、「イコライザー」の反対、右下にあった「コントローラー」を選択するとこの画面が表示されます。

物理ボタンの「ダブルタップ」「1秒間長押し」したときの動作をカスタマイズできます。ちなみにシングルタップは、音楽再生時は「一時停止/再生」ですし、電話着信時は「応答/通話終了」で固定されています。

せっかく物理ボタンなので、左右同時押しなども動作に登録されていれば良いと思いますが、カスタマイズは上記2パターンだけなのはちょっと残念でした。

いつもの曲をSoundcore Liberty 2 Proで聴いてみた結果は?

下記のSpotifyプレイリストのラインアップでSoundcore Liberty 2 Proのサウンドチェックをしてみました。以前SONOS Ampの時にサンプラーとして聞かせていただいたものです。再生は、apt-Xにも対応しているFiioのハイレゾオーディオプレイヤーFiio m6です。

イコライザーで音質を色々いじれるのですが、今回は素の音質を確かめるためにフラットで聴いています。

Channel Tres 「Jet Black」

太いシンセベースから始まる曲です。低音は多少ボリューミーな鳴りですが、ドライバーの性能的には余裕があって持て余しているわけではないです。男性ボーカルが2人登場しますが2人とも真ん中、顔の目の前で歌っている感じです。音圧がある、ロックっぽい曲はいい感じですね。

ホセ・ジェイムス 「Just The Two of Us」

温かい音で、聴いていて心地良いです。低音はしっかり出ているのですが、その鳴り方と、中高音の鳴り方が同じ上質な感じですね。 良く言えばまとまりがある、逆に言えば解像感・分離感がもうちょっと欲しい感じです。

マーカス・ミラー 「Trip Trap」

マーカス・ミラーのスラップベースとホーンセクションの掛け合いのノリが楽しいです。セッションしてる!って感じですね。これもまとまり感の良いこのイヤホンの特徴によるものだと思います。

デュア・リパ 「Swan Song」

曲中ずっと鳴っている低音の印象的なシンセの粒音をベースラインとして、舞台上でドラマチックなメロディーが展開される曲です。これもまとまりの良さが良い方向に効いていて、ドラマをみているような、映画のエンディングを見ているようなエモい感じで聴くことができました。

数曲聴いてみて感じたのは、「全体の音のまとまり」と「低中高音の質感の均一性」ですかね。低音はちゃんと出ているのですが、ドンシャリではなく、低音の鳴り方と、中高音の鳴り方が同じです。

通常BA型とダイナミックだと、BA型の方にとくに高音のキレキレで繊細、きらきらした感じを担当させてドンシャリに仕上げるイヤホンが多いと思うのですが、これはAACAの構造から起因するのか、そういう調整を目指したのか、同じ感じの鳴りです。

で、改めて、アプリでイコライジングできるので、そういう楽しみ方も追求できますね。それも、基本となるユニットの能力が高くて初めて効果がえられるものです。約1.4万円の完全ワイヤレスイヤホンであることを考えるとよくできていると思います!

Soundcore Liberty 2 Proネット上での評判も概ね良好

Twitterから4件ほどSoundcore Liberty 2 Proに関するTweetをピックアップしてみました。概ね高評価ですね。1件、ホワイトノイズがひどいという書き込みがあり、Amazonのレビューにも★1の同様の書き込みがありました。

当方が使用しているモデルはそういったノイズは聞こえないので、もしかすると初期不良なのか、あるいはインイヤー型で密閉度が高いイヤホンなので、静かなところで聞こえる「シーン」という軽度の耳鳴りが聞こえてしまっているのかもしれません。詳細は不明なので断定的なことは言えませんが、少なくとも機械的なノイズは発生していません。

Soundcore Liberty 2 Proがおすすめな人はこんな人

Soundcore Liberty 2 Proがおすすめな人
  • 完全ワイヤレスイヤホンで良い音質も手に入れたい人
  • イコライザーで音質を調節して自分の音を追求したい人
  • ロックやポップスなどのジャンルの音楽が好きな人
  • Ankerの最高峰TWSの実力を体験してみたい人

Soundcore Liberty 2 Proをおすすめしない人
  • 1万円を超えるイヤホンはちょっと…という人
  • キラキラした高音や、キレキレの低音を求めている人
  • 軽いジョギングやトレーニング以上の防水性能を求めている人

以上、Soundcore Liberty 2 Proのレビューをお届けしました。ハードウェア・ソフトウェア両面で新しいことにチャレンジし、この価格帯の完全ワイヤレスイヤホンのレベルを1段階引き上げた点は評価されるべきものですし、実際に第1世代でありながらかなりの完成度に仕上がっていると思います。

使用開始後1週間でのレビューなので、もっと長期間使ってみて、また感想を追記したいと思います。それでは!

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