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【レビュー】「SIMGOT MT3 Pro」はイヤーモニターみたいにフラットで素直な音が楽しめる高品質イヤホンです

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どもデイブです。今日はSIMGOT Japanから2月1日に発売された同社の最新イヤホン「SIMGOT MT3 Pro」をご提供いただき、レビューさせていただきます。

デイブ

SIMGOTのイヤホンは価格破壊的に良い音がするので、本当に楽しみです!

ぱんだ㊙

このレビューは、SIMGOT Japan様から商品を提供いただいて作成しています

SIMGOT(シムゴット)とはどんなメーカー?

SIMGOTシムゴットはというメーカー名はまだご存じない方が多いかもしれませんが、オーディオの界隈ではかなり評判を呼んでいるメーカーなんですよ!

写真はEN 700 Pro

同社は2015年に中国深センに設立された新興オーディオメーカーですが、初リリースとなったイヤホン「EN700」シリーズがいきなりの高評価を収めました。

こちらのブログでは、以前SIMGOTが2019年5月に発売したハイレゾ対応イヤホンが「SIMGOT EM2」というイヤホンをレビューしています。

EM2は非常に良いイヤホンなので、完全ワイヤレスイヤホン全盛の今でも、ハイレゾオーディオプレイヤーにつないで楽しんでいます。

ただ、EM2はAmazonでの販売価格が12,800円、そして今回発売されたMT 3 Pro7,800円と1万円を大きく割り込んでかなりお安い商品です。さて、EM2と比較して、MT 3 Proはどんなイヤホンなんでしょうか?

MT3 Proのパッケージ内容とデザイン

SIMGOT MT3 Pro:カラーバリエーション」

EN700Proは【灰・赤・青・ブラック】 、またEM2は【紫・ピンク・グリーン・クリア・クリアブラック】の5色でしたが、MT3 Proは上記の4色展開になっています。今回レビューさせていただくモデルは右のクリアブラックです。

SIMGOT MT3 Proのパッケージ上面・底面です。上面がシンプルで、底面が派手! そして、EM2と比べてもコンパクトなパッケージになっていますね。

SIMGOT MT3 Pro:左右のユニット
SIMGOT MT3 Pro:左右ユニット拡大

フタを開けると、まずは左右のユニットが登場します。取り出すとこんな感じです。クリアブラック、落ち着いた色でいいですね。中のドライバーがしっかり見えてて楽しいです。

SIMGOT MT3 Pro:ケーブル
SIMGOT MT3 Pro:ユニットにケーブルを装着

こちらが付属のケーブルです。ユニットとの接続部分は、2pinという2本の針がケーブル側にあり、それをユニットに刺す形状になってます。2pin部分はしっかりした強度があり、曲がらないので断線の心配もないです。

SIMGOT MT3 Pro:ケーブルのアップ

ケーブル本体も、左右それぞれ2本ずつ、合計4本のケーブルをより合わせた形状になっており、強度が確保されています。3.5mmのジャック部分もがっちり守られているので、こちらも安心ですね。

SIMGOT MT3 Pro:キャリングポーチと2種類のイヤーチップ

他には、持ち運び用のポーチと、イヤーチップが2種類付属します。SIMGOTというと、革のキャリングケースが有名なのですが、今回はポーチでした。そこはちょっと残念ですが、まぁ価格差を考えると仕方ないですね。

SIMGOT製品に共通する特徴として、MT3 Proには2つのタイプのイヤーチップ付属し、それぞれS・M・Lサイズが付属します、計6セットのイヤーチップですね。

SIMGOT MT3 Pro付属イヤーチップの特徴
  • Eartipイヤーチップ I:パワフルな中高音と高解像度・透過性。クリスタルクリアな音質
  • Eartipイヤーチップ II: 低音を強化し、摩擦音を低減して厚みのある優しい音

Eartip IおよびIIの音質の違いは上記のとおりです。今回はEartip IIでレビューしています。

MT3 Proの装着について (シュア掛け)

SIMGOT MT3 Pro:いわゆるShure掛けの方法

MT3 ProもEM2と同様、いわゆる【シュア掛け】で装着します。なれないうちは装着に手間取るかもしれませんが、装着方向の見極めにはコツがあります。

https://www.davetanaka.net/wp-content/uploads/2019/07/Picon-4-1.png
パンダちゃん㊙

イヤーチップを内向きにしたときに、ケーブルが自分と反対の方に突き出ていればOKなんだよね!(写真はEM2ものものです)

耳の上部を顔前面方向から回り込むので、ドライバー部を揃えたときにケーブルは自分と逆の方に生えているのが正しいです。使用する際にわかると思うのですが、耳にかかる部分にケーブルをカバーするパーツがあり、それに自然にカーブする癖がついているので、それにそって耳の後ろから前にひっけるようにすると装着しやすいと思います。

MT3 Proのスペックについて

仕様MT3 ProEM2
ドライバー構成ダイナミック型(1基)ダイナミック型&バランスドアーマチュア型(BA型)
インピーダンス18Ω10Ω
感度108dB(1000Hzで)101dB(1000Hzで)
周波数15Hz-40kHz15Hz-40kHz
歪み<1% 108dB<1% 101 dB
チャネルのバランス <1.5dB(1000Hzで) <1.5dB(1000Hzで)
ケーブル4芯:高純度無酸素銅と銀メッキ銅線の混合編線 4芯:銀メッキ線付きの400本のDuPontKEVLARファイバー
カラー4色(クリア、クリアブラック、グリーン、ピンク)1色

EM2とMT3 Proの主なスペックを比較してみました。やはり一番の違いはドライバー構成ですね。 EM2はダイナミックとバランスの2基構成でしたが、MT3 Proはダイナミック型のドライバーを1基搭載しています。

SIMGOT MT3 Pro:ユニットにケーブルを装着したところ

通常、 ダイナミック型のドライバは低音に強く、BA型は中音・高音の再生に向いています。ドライバーだけをみると、太い音がなりそうなイヤホンですが、実際はどうでしょうか?

MT3 Proを早速視聴聴してみました

SIMGOT MT3 ProをFiio m6で試聴

愛用しているコンパクトハイレゾプレーヤーFiio m6でいろいろな曲を視聴してみました。使用しています。同プレーヤーもまた、2万円ちょっとと低価格の割に1TBまでのMicro SDカードを使用でき、ネットワーク対応して各種ストリーミングサービスもおまかせ、Bluetooth接続・AirPlay接続やさらにPCとつないでUSB DACとしても使用できるなど、ものすごいコスパのハイレゾ対応オーディオプレーヤーです!

私の好きな曲を3曲ピックアップしてコメントを書いていますが、音質は好みもありますし、個人の感想ですのでその点ご容赦ください! それでは。

宇多田ヒカル – First Love / flac 96kHz/24bit

まずは宇多田ヒカルの「First Love」を聞いてみます。宇多田ヒカルの声質とハイレゾの音源の良さもあり、とても楽しく聞けます。

細かい息遣いとか、余韻みたいなのはしっかり聞けるので解像度も高いですし、音場も広くて窮屈な感じはありません。 前作のEM2と比較すると、フラットな味付けと感じました。低~中~高音それぞれが均一に高いクオリティで鳴っているので、逆に目立つ部分が少ない感じですね。この音質を約8,000円で楽しめちゃうのは凄いと思います。

しかし、この曲、1回聞き始めちゃうと途中でやめられないですねぇ。切ないですね。

Michael Jackson – Remember the Time / flac 96kHz/24bit

では、もっとリズム系が目立つ曲では? とこちらの曲を。

スピード感があり、低音から高音まで、解像度高くきれいに鳴っています。ダイナミック型なので、もうちょっと低音を期待する部分もありますが、曲全体のまとまりが良い感じです。

Lee Ritenour – Rio Funk / flac 96kHz/24bit

これはハマりました! そもそも超絶プレイを満喫できるこの曲ですが、音の粒・粒がしっかり立っていて、それでいてノリをぐいぐい感じておもわずリズムをとりたくなってきます。かっこいい! 先ほどから感じているイヤモニっぽい性格にぴったりあってますね。

数曲、レビュー用に取り上げてみた感想はこんな感じです。どんなジャンルでもしっかり鳴らしてくれて余裕もある感じですが、クラシック、ジャズ、フュージョンなどは更に向いているイヤホンだと思います。ボーカル物や、ロック・EDMなどは私が聞いたことがあるSIMGOTのイヤホンの中ではEM2の方が得意だと思いました。

Complyフォームは「T-400」がぴったりでした

ちょっと中~低音を持ち上げてみたくなって、Complyコンプライというポリウレタンフォームタイプのイヤーチップに変えてみました。弾力性があり、指で潰した状態で耳の穴に挿入すると、ゆっくり元の形状に戻り、ピッタリ耳穴にフィットするという特徴があります。

そのため周囲の音を遮音し、また音漏れを防ぐ、低音が強調されるなどのメリットがあるイヤーチップなんです。私はコンプライ大好きなので、完全ワイヤレスイヤホンなんかでも良く使っています。

Complyフォーム各種

Complyフォームはめちゃくちゃバリエーションありますが、ご安心ください。ちゃんとpススメのモデルを確定しました!

ワックスガード(耳垢用のフィルター)が無いもの(型番にxがつかない)で 軸太め(数字が大きい)ということで、T-400か、さらに軸の太いT-600かと思ったのですがT-600は緩すぎで、T-400がぴったりでした。

Complyフォームを装着すると、高音はあまり変化ないのですが、低・中音が同じくらい太くなるので、イヤモニっぽさはなくなって音に厚みが出るようになりました。もし、太めの音が好きな方はComplyお勧めです。私はこのままT-400をつけてみます。

1点補足です。T-400でもS/M/Lとイヤーチップ自体の大きさでそれぞれ3サイズが用意されているのですが、柔軟性があるので多分Mで大丈夫だと想います。確認用に、SML3サイズがセットになっているものもありますので、もし初めてComplyフォームを購入される方はそちらも検討ください。

MT3 Proレビューのまとめ

MT3 Proは、非常に素直で、解像度も高くイヤーモニターのようなフラットな音質を持ったイヤホンだと思います。

Complyフォームなどイヤーチップでも音質は変化させられますし、それが楽しいベースモデルとしての性能は高いと想いますので、もしお手頃な価格で品質の良いイヤホンを探しているのであれば、ぜひSIMGOT MT3 Proも選択肢に加えてみてはいかがでしょうか。それでは!

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