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話題のUSB Type-C PDを解説! 急速充電規格Power Delivery 3.0とおすすめ10製品

Power Delivery解説

いまさら聞けない:Power Delivery 3.0規格と各種おすすめ製品

こんにちは、Daveでございます。今日は、最近モバイルバッテリーやUSB充電器を購入するときに目にすることが多いと思われる「Power Delivery」あるいは「PD」と呼ばれる規格について、そもそもPDとはなんなのか、なぜPDが注目されているのか、そしてPD対応のおすすめ製品について解説してみたいと思います。

Power Delivery 3.0とは何か

まず、「Power Delivery」は「パワーデリバリー」と呼びます(以下略称のPDと表記しますね)。PD(USB PD)とは「USBによる急速充電のための国際標準規格」のことです。これを定めたのは、USB関連の仕様を策定する標準化団体のUSB-IF(USBインプリメンターズ・フォーラム)になります。

これまでも各メーカーが独自に開発した急速充電規格がありました。

  • Power IQ:アクセサリーメーカーAnkerの独自規格
  • Auto-IC:〃cheeroの独自規格
  • iSmart:〃RAV POWERの独自規格
  • Quick Charge:半導体メーカーQualcommの独自規格
PD3.0レビュー
PD3.0レビュー



※写真は(上)cheero Power Plus 5 with PD /(下)Anker Power Core 10000 PDのポートのアップ

各メーカーによって独自の急速充電技術が開発されてきたのですが、結果として電源を供給する側のモバイルバッテリーやUSB充電器、それを伝えるケーブル、そして充電されるデバイスの組合せが様々になってしまい、ベストな結果を出すには買い替えが必要だったり、ユーザー側が思ったような効果が得られなかったり、時には異常な発熱や発火といった重大な問題が発生してしまいまいました。

そこで、上記USB-IFが、現在のニーズに合わせた大容量で急速・安全な充電を可能にすることを目的として策定したのがUSB PDになります。大きな特徴として「USB Type-C Authentication(C-AUTH)」と呼ぶ機器間認証の仕組みが追加され、相互に通信して様々な機器間で最適で安全な充電を可能にするようになりました。その結果、USB PDでは最大 20V*5A = 100Wの電力供給を実現しています。これにより、スマホやタブレットだけでなく、ノートPC本体の充電も可能になったわけですね。

Power Delivery 3.0対応製品を使用するメリット

さらに、PD対応製品を使用するメリットをまとめますと、これまでに説明した2つ

  • 100Wまでの大容量・急速充電が可能
  • 規格対応機器同士が通信して電力の自動調整・最適化が可能

に加えて、

  • 電力の出力(給電)と入力(受電)がフレキシブルに変更可能(ロール・スワップ)

があります。これは、例えば外出先でモバイルバッテリーからノートPCに給電したあと、ノートPC側で別の電力が確保できた場合、そのままの接続で今度はノートPCからモバイルバッテリーを充電することが可能になりました。PDの最新規格が「バージョン3.0」で、さらにこのロール・スワップ機能の切り替えスピードなどが進化しています。現状「PD対応」と書いてある場合、「Power Delivery 3.0」のことを指します。

Power Delivery 3.0とUSB Type-Cの切っても切れない関係

PD = USB Type-Cともいえる状況ですが、実はUSB Type-CであることはPD対応の必須条件ではありません。そもそも2012年に登場した「USB PD 1.0」の時にはUSBにはType-A・Type-Bが、また通常のUSBとは別形状として「mini USB」「Micro USB」などがありましたが、まだType-Cは登場していませんでした。USB Type-Cの登場は、2014年のUSB PD2.0の策定時を待つことになります。

そして、2015年のUSB PD 3.0の登場時に機器間認証など安全面を配慮した仕様が追加され、前述のロール・スワップなども改善されています。その時に、USB Type-Cの特徴である「ピン数増加」「上下対象コネクタ採用」「給電・充電が自由」で、従来のUSBデータ通信・電力だけでなく、映像信号を乗せることも可能になったため、現在はほとんどPD = USB Type-Cといえる状況になっています。

さて、ここからは【USB充電器】【モバイルバッテリー】【ケーブル】の3つのカテゴリで、筆者の独断による2019年5月現在の最新おすすめ製品を合計10製品ご紹介したいと思います。それでは!

PD対応USB充電器のおすすめ4製品

PD対応のACアダプターは、今大きな技術革新が進んでいます。キーワードは「窒化ガリウム(GaN)」です。主に青色LEDの材料として用いられる半導体ですが、GaNの登場により、従来のシリコンベースの半導体よりも電力の損失が少なく、高効率で発熱も低い設計が可能になったため、結果としてUSB充電器の大容量化&小型化の両立が可能になりました。

※図版はAnker PowerPort Atom PD1より

この大注目の窒化ガリウムを採用した最新のUSB充電器3製品と、コンパクトなUSB充電器の計4製品ご紹介します。GaN対応製品に関しては発売以来売り切れている商品も含まれているのですが、在庫が復活することもあるので、ぜひチェックしてみてください。

RAV POWER RP-PC104 (45W)

まずは、RAV POWERの45W・PD対応USB充電器です。AC100-240Vに対応し、厚さも従来製品の半分約1.5cmと薄く、MacBookやiPad Pro、Galaxy、Nintendo Switchなどを急速充電できます。アマゾンでも頻繁にタイムセールにかかっており、4,758円(税込)で購入できました。過去約18ヶ月保証と安心して使用できる製品ですね。

  • USB Type-C PD3.0 「5V/3A」「9V/3A」「12V/3A」「15V/3A」「20V/2.25A」 最大45W(Type-C単独利用の場合)
  • USB Type-A QC 「5V/2.4A」最大12W

Anker PowerPort Atom PD 1 (30W)

Ankerから窒化ガリウム採用商品として登場したのがこのAnker Power Atom PD 1です。「iPhone付属のUSB充電器(5W)よりちょっと大きいだけなのに、Macbook Air 30W USB-Cアダプターと同じ性能」といえば、この製品が登場した時の衝撃がおわかりになるでしょうか。ソケット部分が収納できないのが残念ですが、十分PD+GaNのメリットを実感できるアイテムだと思います。「5V/3A」「9V/3A」「15V/2A」「20V/1.5A」の各モードを出力できる、最大30WのUSB充電器となっています。

Anker PowerPort Atom PD 4 (100W) :全品回収になりました

(2019年07月08日更新)本製品は、初期ロットで不良品が混入し、発煙の報告があったため本製品の製造・販売を中止し、すでに販売したものについて回収・返金を行うと発表がありました。該当商品をお持ちの方は、直ちに使用を中止してAnkerに返品をしてください。Amazonで購入したものはAmazon上で、それ以外の場所で購入したものは指定の金融機関に返金になります。製造中止になりましたので、交換はできません。

参考 「Anker PowerPort Atom PD 4」回収受付フォームAnker公式オンラインストア

Anker PowerPort Atom PD 4は、発表以来大人気で、時々アマゾンでも公式サイトでも売り切れていることが多い商品です。USB Type-A Power IQ対応の2ポートにうわえて、PD対応のUSB Type-C 2ポートの合計4ポートを備えており、PDの最高出力である100Wに対応した商品です。これ1つさえあれば、ノートPCからタブレット、スマホにいたるまで、ほとんどすべてのUSB急速充電をカバーできるという素晴らしい製品です。販売価格は9,999円(税込)となっています。

cheero USB-C PD Charger (18W)

GaNを採用した製品ではありませんが、cheeroの18WのUSB PD充電器は安価でコンパクト、ソケット部も折りたためて持ち歩きにも便利です。これとPD対応ケーブルを1セット、荷物のどこかに忍ばせておけば、スマホ~ノートPCまで安心です。「5V/3A」「9V/2A」「12V*1.5A」の各出力をサポートしています。本製品は、過去にこちらの記事でレビューしています。ご参照ください。
cheeroのPD対応小型急速充電器をチェック!

PD対応モバイルバッテリーのおすすめ3製品

モバイルバッテリーにもPD対応製品はいろいろ登場しています。今回は、大容量20,000mAh越えの製品と、比較的コンパクトで持ち歩きも容易な10,000mAhの2製品をご紹介したいと思います。

RAV POWER RP-PB159 (20,100mAh/45W)

USB Type-Cのみの場合、モバイルバッテリーなのに45Wの高出力を叩き出しします。USB Type-CとType-A同時に使用した場合も、前者30W、後者12Wを同時供給可能です。これだけ大容量だと、本体の充電も時間がかかりそうですが、30WのUSB Type-C充電器を使用すると3.5時間で充電完了するスピードもPDならではですね。サイズ:幅7.85cm x 奥行16cm x 高さ2.3cmで重さも400gとかなりのものですが、頼りがいのある実力派のモバイルバッテリーです。

Anker PowerCore 10000 PD (10,000mAh/28W)

PD3.0レビュー

レビュー記事は書いていないのですが、これまでこちらを愛用していました(ちょっと年期入ってる感じの写真ですいません)。上部にポート部のアップ写真を掲載していますが、Power IQ+PDの組合せで28W対応、必要十分だと思います。ただ、ちょっと価格が高いかも。

cheero Power Plus 5 (10000mAh/18W)

PD3.0レビュー

このcheeroのPower Plus 5は先日発売されたばかりで、本ブログでもレビュー記事を掲載しました。
cheero Power Plus 5 10000mAh 【cheero Power Plus 5 10000mAh with PD 18W】レビュー:真面目でシンプルなモバイルバッテリー見つけました!

四角いスタイル、コンパクトさ、わかりやすいデジタルの充電%表示。総合出力はAnkerよりも低いのですが、その分価格も2/3くらいなので、何を充電するかを考えてチョイスされるとよいと思います。私は、iPhone/iPadの充電がメインなので、こちらを持ち歩くようにしています。

cheero Power Plus 5 10000mAh

PD対応ケーブルのおすすめ3製品

最後はケーブルです。USB Type-C規格であっても、PDに対応したものを使用しないとその性能が発揮できない場合もあります。また、機器認証を行うために、本来PDに対応したケーブルはそんなに安くできないはずなんですよね。そういう意味では、例えばApple製品だとMFI認証(Apple社が、サードパーティ製アクセサリとiPod/iPad/iPhoneとの互換性を保証することを示すもの)を取得していることが重要です。ここではやっとサードパーティーから発売開始された「USB Type-C to Lightningケーブル」と、最強の「Type-C to Type-Cケーブル」をご紹介したいと思います。

Anker PowerLine II USB-C & ライトニング ケーブル 0.9m

これまで、USB Type-CからLightning端子に接続して充電やデータ通信ができるケーブルはアップル純正品しかありませんでしたが、やっと2019年に入ってからサードパーティ製品も登場しました。AnkerのこちらのケーブルとPD対応USB充電器の組合せで急速充電が可能です。そして、PDの特徴として午後説明した、ロール・スワップ機能により、PD対応/USB Type-C端子搭載のiPad ProのUSB Type-C端子と、Lightning端子を備えたiPhoneをこのケーブルで接続することにより、iPadの大容量バッテリーを利用したiPhone充電や、iPhoneの写真をiPadに転送するなどの柔軟な電力・データのやり取りが可能になります。

エレコム TypeC to Lightning ケーブル 1.5m/1m

こちらは、端子部分に顔がついているちょっとかわいいケーブルですが、上記Ankerのものと機能は全く同じです。Ankerのケーブルは上記の0.9mのものしかありませんが、こちらは1.5mの長さのものがあり、1mのものよりも数百円お安く購入いただけます。国産メーカーのものが欲しい方にはお勧め。

Anker USB-C & USB-C Thunderbolt 3 ケーブル(5A/100W対応) 50cm

Type-C to Type-Cケーブルとして私が一番お勧めしたいのは、Ankerのこちらの製品です。100Wの高出力を安心して任せることができ、さらにThunerbold 3規格に対応した40Gpsの高速データ通信をサポート、これ1本あれば例えば5Kの映像転送までカバーします。そして、安価! 自信を持ってお勧めできる1本です。

まとめ

以上、今注目のPower Deliveryとそのおすすめ製品のご紹介でした。自分でまとめを作っていても、PDの優秀さ、USB Type-Cの便利さを改めて実感しました。世の中の接続ケーブルがすべてPD対応のUSB Type-Cになれば良いのに、と思う今日この頃です。それでは、また!

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